アルファタウリF1代表 「アンドレッティの参入は要素が揃わなければノー」
スクーデリア・アルファタウリのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、マイケル・アンドレッティのF1チームが新たに参入する可能性について懐疑的だが、特定の条件が満たされるのであれば同意すると語る。

マリオ・アンドレッティは、2月にソーシャルディアで、息子のマイケル・アンドレッティが、2024年にアンドレッティ・グローバルとしてF1へのエントリーを獲得するためにすでに新しいチームを準備している過程にあるとツイートで説明した。

マイケル・アンドレッティは、ザウバーが運営するアルファロメオF1を買収してF1に参入することを望んでいたが、土壇場で交渉は決裂。米国のモータースポーツの巨人は新しいF1チームを立ち上げる計画を立てた。

アンドレッティのF1プロジェクトはペースを上げているように見え、すでに“主要な個人”が配置され、ルノーとF1エンジン契約に同意しているとしている。

しかし、スクーデリア・アルファタウリのチーム代表であるフランツ・トストは、チームが競争できるようにするために必要なすべての構成要素が揃っている場合にのみゴーサインを出すだろうと語る。

「我々にはすでに10の非常に優れたチームがいる」とフランツ・トストは語った。

「最終的には、決定はFIAとFOMに依存しているが、マイケル・アンドレッティが新しいチームを結成したい場合は、すべての要素が揃っており、すべてのチームが同意した場合にイエスと言える。そうでなければ、ノーだ」

F1は、チャンピオンシップの利害関係者がエントリーが必要な基準を満たしているかどうかを評価できるように、新しいF1チームに2億ドル(約230億円)のエントリー料金を課している。

しかし、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、アンドレッティがF1で競争するためには(約1150億円)以上の巨額の投資が必要になると考えている。

「アンドレッティは確かに重要な名前であり、アメリカ市場は重要だ」とトト・ヴォルフは語った。

「参加するすべてのチームには付加価値が必要だ。2億ドルのエントリーフィーを支払うだけでなく、他のすべてのチーム、F1、FIAに何ができるかを示す必要がある。そうすればスポーツ成長するだけだ」

「我々は絶対的な頂点だ。F1は、チャンピオンズリーグまたはNFLだ。そして、外でフランチャイズを再配布することは、本来あるべき姿ではない。それはF1やFIAの意図でもない」

「しかし、優秀な人材と必要な資金を備えた本物のブランドである場合、最初からこのクラブでプレーしたいのであれば、2億ドルだけでなく、おそらく10億ドル以上が必要だ。それがあるならば、参入してもいいはずだ」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ