アルファタウリF1代表 「ホンダF1の新骨格エンジンはメルセデスと同等」
アルファタウリ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、ホンダの2021年型F1パワーユニット『RA621H』は“はるかに強力”で“メルセデスに非常に近い”ものに仕上がっていると称賛する。

これは、予選前のコメントで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、メルセデスのルイス・ハミルトンに0.388秒差をつけてポールポジションを獲得。リア周りの空力変更の影響もあるが、メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、エンジン面でも“少し負けている”と認めている。

ホンダF1は、レッドブルが2013年から遠ざかっているF1ワールドチャンピオンを獲得することを支援するために、最後のシーズンにワークスパートナーとして完全に新しい“新骨格”と称するF1パワーユニットを間に合わせた。

アルファタウリもホンダF1の新型パワーユニットの恩恵を受けており、ピエール・ガスリーが5番グリッドを獲得。フランツ・トストは、もはやホンダのF1エンジンはV6ターボハイブリッド時代を支配してきたメルセデスのF1エンジンと同等だと考えている。

「この新しいパワーユニットは、過去に比べてはるかにパワフルでドライバビリティが優れている。ホンダは素晴らしい仕事をしたと言わなければならない」とフランツ・トストは語った。

「予選とレースでより多くのことが見られるようになるが、ホンダはメルセデスに非常に近いと思う。彼らは素晴らしい仕事をしてくれたし、日本のエンジニアに感謝したい」

ミッドフィールドは非常に拮抗しており、予選で5番手のピエール・ガスリーは、4番手のフェラーリのシャルル・ルクレールに0.131秒上回られ、6番手のダニエル・リカルド(マクラーレン)は0.118秒差だった。

「私にとって、現在、レッドブルとメルセデスは同じレベルにある。おそらくレッドブルはさらに速いだろう。そして、マクラーレンが来るのを見るだおる」

「また、我々はフェラーリで何が起こっているのかを理解しているが、我々はフェラーリと他の人々の近くにいる。それは100分の1秒の問題だ。我々は改善したが、他の人も同様に改善した。問題は誰がより良い仕事をしたかどうかだ」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / ホンダF1