アルファタウリF1代表、給与上限を支持 「ドライバーは稼ぎすぎ」
アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、現在のF1の困難な状況でも少しでもお金を稼ぐことができていることに満足すべきであり、検討されている3000万ドルのサラリーキャップよりも低い金額を支持していると語る。

2023年からF1ドライバーにサラリーキャップを設けるというコンセプトが先月のF1コミッションのバーチャル会議で提案された。

報じられたところによると、F1チームは原則として3000万ドルの上限に合意したが、サラリーキャップが最終的に施工されるまでにはいくつか重大な法的ハードルに直面すると予想されている。

しかし、フランツ・トストは、F1とチームは困難な状況の真っただ中にあり、ドライバーはその負担を公平に分担されるべきだと主張。現在議論されているサラリーキャップはまだ高すぎると考えている。

「彼らはあまりにも多くのお金を稼いでいる」とフランツ・トストは Speedweek に語った

「観客が入ることは許可されていない。FOMの収益は少なく、チームの収益も少なくなっている」

「ドライバーが減給にならない理由は見当たらない。彼らはこの仕事をしていて、お金も少し稼げていることに満足すべきだ」

まもなく7回目のF1ワールドチャンピオンを獲得するルイス・ハミルトン(メルセデスから年間推定4500万ドルを得ているF1で最も高給取り)は、サラリーキャップを検討するというチームの計画を聞いて驚いていることを認めている。

「ドライバーの観点からはおれは僕たちにとって驚きだと思う」とまだ2021年のメルセデスとの契約条件に同意していないルイス・ハミルトンは語った。

「今後の議論に入るとき、GPDAがF1と緊密に連携することが重要だと思う」

一方、メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、チームを前進させるには、収益性とドライバーの給与レベルの間で適切なバランスを取る必要があると述べている。

「F1チームは、持続可能で長期的で魅力的なスポーツフランチャイズであるために、他の企業と同じように収益性を示す必要があり、我々全員がそれを達成する必要があると思う」とトト・ヴォルフは語った。

「一方で、F1に参加しているドライバーは世界一であり、スポーツの他のすべてのトップスターと同じように高い給料を稼ぐべきであることは明らかだ」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / ホンダF1 / F1ドライバー