アルファタウリF1 「勢力図を測るには考慮すべき多くの変数がある」
アルファタウリ・ホンダのF1チーム代表を務めるフランツ・トストは、今年のF1プレシーズンテストのタイムシートを鵜呑みにするべきではないと考えており、メルボルンでの勢力図に考慮すべき多くの変数があると語る。

F1プレシーズンテストでは、大部分のチームが新しい技術革新をパフォーマンスの改善を示したが、唯一、フェラーリだけは予想に反した低調なパフォーマンスをみせた。

しかし、フランツ・トストは、フェラーリの6日間のパフォーマンスは、実際に苦労しているというよりも、様々な要因に起因する可能性があると考えている。

「エンジンのセッティングだけで1周ごとに0.4秒の違いを生じる可能性がある」とフランツ・トストは Motorsport-Total.com に語る。

「“最もソフトな”エンジン管理と最もアグレッシブなエンジン管理の間には約0.3~0.4秒の違いがある」

「それから燃料がある。どの燃料を使用するかによって異なる。0.2~0.3秒の差が生じることがある。そして、搭載燃料量はもある。10kgでラップあたり約0.35秒だ」

これら3つの変数をすべて追加すると1周あたり最大で2秒速くなる可能性があるが、フランツ・トストはもっと極端な差が出る可能性があると語る。

「50kgで開始したチームと70kgで開始したチームだで、それだけで1周あたり0.7秒の差が生じる」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・アルファタウリ / ホンダF1