フェルナンド・アロンソ、2018年のインディ500再挑戦は明言せず
F1モナコGPを欠場して、世界3大レース制覇という夢を叶えるためにインディ500に参戦したフェルナンド・アロンソは、27周ラップをリードするなど、優勝を狙える力強いパフォーマンスを見せていたが、7番手を走行していた残り21周でホンダのエンジンが故障した。
「煙が見えて、『終わった』と言った。でも、素晴らしい経験だった」とフェルナンド・アロンソは Diario Sport にコメント。
「レースはとても良かったし、僕たちのパフォーマンスは良かった。インディカーの大御所たちの前で数回リードできたしね。僕たちはそのなかにいた」
2018年にインディ500に再挑戦するかと質問されたフェルナンド・アロンソは「自分は競争的だったと感じた。でも、戻ってきたときは、どう予想すればいいかわかっているし、もっと楽に戦えるだろう」
「とても楽しかったし、僕のキャリアでも最高の経験のひとつだった。でも、それ以外のことについてまだ言える段階ではない」
マクラーレンのエグゼクティブディレクターを務めるザク・ブラウンも2018年のアロンソのインディ500再挑戦の可能性は低いと考えている。
「彼が再びモナコGPで我々とともにトラックに戻ってくることを期待している。つまり、2018年のインディ復帰はないだろう」
「もちろん、カレンダーはまだ確定していないが、我々の目標はフェルナンドとモナコで再び勝つことだ」
「彼はいつか戻ると思うが、それが何年になるかはわからない」
「彼は3冠を達成したいし、彼が1回目に勝てると思っていたとは思わない。彼は戻ると思っている」
マクラーレン、ホンダ、アンドレッティ・オートスポーツがタッグを組んで実現したアロンソのインディ500への挑戦。だが、マクラーレン・ホンダとの契約は今シーズン末で期限を迎える。
フェルナンド・アロンソは、F1で3度目のワールドチャンピオンを獲得することが一番のプライオリティだと語っており、2018年には他チームへの移籍もほのめかしている。そうなった場合、インディ500への再挑戦はしばらく先のことになるかもしれない。
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