フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソは、インディ500の準備のために月曜日にバーレーンからアラバマへと飛び立った。

インディ500への電撃参戦を発表した週末に開催されたF1バーレーンGPはフェルナンド・アロンソにとってフラストレーションの溜まるグランプリとなった。ストレートでのスピード不足に悩まされたアロンソは、それでも必死に戦ったが残り2周でリタイアしている。

「とてもフラストレーションを感じたよ!」とフェルナンド・アロンソはコメント。

「僕たちはストレートでのスピードがかなり不足している。ストレートでかなり順位を失ってしまうんだ。レースのある時点ではポイントに近づいていたけど、中国やオーストラリアのようなペースはなかった。ロシアではもっと改善し続ける必要がある。ロシアはパワーがかなり重要だ。僕たちはパッケージの弱点をわかっている」

だが、話題がインディ500に変わると、フェルナンド・アロンソの不機嫌な表情は笑顔へと変わった。

フェルナンド・アロンソは、今週末のインディカー第3戦アラバマを訪問し、インディ500への準備のためにアンドレッティ・オートスポーツとの時間を過ごす。

「プログラムはまだ確定していないんだ。まだインディアナポリスのアンドレッティのファクトリーでのシート合わせや、イタリアやインディアナポリスでのシミュレーターでのテストの可能性などについて話をしているところだ。そうだね、3回のプラクティス前にクルマをテストする可能性についてさえ話しているよ」

「まだとてもオープンだ。確定している唯一のことは、アラバマのレースに参加することだけだ。オーバルではないけど、舞台裏からレースを見て、チームと初対面を果たすことになる。インディの素晴らしい雰囲気も経験できるだろうそうだね、出来る限り多くのことを学びたいし、元ドライバーなどがコーチをしてくれるかもしれない。今後数週間では出来るだけ多く会話の場を持ちたいね」

日曜日のレース後のインタビューでは「そうだね、楽しみにしているよ」とコメント。

「明日、出発する・・・アンドレッティのチームと対面するんだ。アクションを観て、スタッフと合って、インディ500に備えられるといいね」

シート合わせ、シミュレーター作業の他、5月15日(月)にはインディアナポリスでルーキープログラムが行われ、そこがフェルナンド・アアロンソの初テストになる可能性がある。

インディ500は5月28日に開催されるが、それまでにF1ロシアGP(4月30日)、F1スペインGP(5/14)と2つのF1レースがある。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / インディカー