セバスチャン・モントーヤ フェルナンド・アロンソのA14マネジメントと契約

この発表はA14マネジメントのSNSを通じて公表され、公式写真にはセバスチャン本人と父フアン・パブロ・モントーヤ、そしてアロンソの3人が並んで写っている。
現在アストンマーティンF1で現役を続けるアロンソは、モータースポーツ界の伝説的存在であり、彼が率いるこのプロジェクトは若手育成の最前線で知られている。
今回の契約により、セバスチャン・モントーヤは父が21世紀初頭に築いた成功に続き、コロンビア自動車界の次なるスターとしての地位を固めつつある。F1の舞台に立つという目標に、また一歩近づいた形だ。
A14マネジメントは2022年3月に設立され、カートからF1までの道のりを支援することを目的としたドライバー育成機関だ。フィジカル面での準備、戦略的アドバイス、経済・メディア管理、キャリアプランニングなど、包括的なサポートを提供している。
所属ドライバーには、ガブリエル・ボルトレト(FIA F3 2023王者/F2 2024王者で2025年F1昇格)、ホセ・マリア・“ペペ”・マルティ(F2)、ニコラ・ツォロフ(F3)、クレマン・ノバラック、アレクサンダー・ジャコビー、ディエゴ・ルイロバ、ダニ・ジュンカデラ(WEC)、マキシミリアン・ギュンター(フォーミュラE)、ウィル・パワー(インディカー)、クロエ・チェンバース(F1アカデミー)など、多岐にわたるカテゴリから有望な才能が集っている。
ガブリエル・ボルトレトは、昨年F2でタイトルを獲得し、2025年にはキック・ザウバーからF1デビュー。モナコGPでは経験豊富なランス・ストロールやニコ・ヒュルケンベルグ、さらにはアロンソ本人を上回る14位で完走した。
一方のセバスチャン・モントーヤは、F2モナコラウンドでの初表彰台をきっかけに、F1チームの注目を集める存在になりつつある。今回の提携を通じ、A14マネジメントの強力な支援を受けながら、F1という“グラン・サーカス”への扉を目指して着実に歩を進めていくことになる。
カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / FIA F2