フェルナンド・アロンソ F1マシンの30kgの軽量化は「すでに不可能だと思う」
フェルナンド・アロンソは、F1チームが2026年シーズンに向けて最低重量を30kg減らすことができるかどうかについて疑問を呈している。

木曜日に発表された新しいテクニカルレギュレーションによると、2年後のF1マシンの最低重量は現在の798kgから768kgに減少することが明らかになった。
この変更は、近年、車の重量が増大していることにドライバーたちが不満を訴えている中で発表された。

しかし、フェルナンド・アロンソは、車の電気出力が増加すると、必要なバッテリーによりパワーユニットは現在のバージョンよりもはるかに重くなると説明した。

「30kgの軽量化はすでに不可能だと思う」とアロンソはメディアに語った。

「問題は、パワーユニットの50%を電気でまかなう場合、それを支えるバッテリーが必要になることだ」

「タイヤも重くなるだろうし、パワーユニットのせいで車は20~30キロも重くなるだろう」

「理解する」ために2年ある
アロンソが2001年のシーズンにデビューして以来、F1マシンの最低重量は200kg近く増加している。

FIA(国際自動車連盟)は今後、F1マシンをより「機敏」なものにしたいと表明しているが、アロンソはこの問題に取り組んでいるエンジニアの専門知識に信頼を置いている。

「パワーユニットの増加により30kgの軽量化が必要だとしたら、現在の車から60kgを削減する必要がある。現時点では、おそらくチームにとってそれは不可能な目標だろう」

「その目標を達成するには2年ある」

「F1ではいつもそうだが、2024年に不可能だったことが、2026年には現実のものとなるだろう。なぜなら、チームには非常に優秀な人材がいるからだ」

「しかし、僕はすべては車の中にある別のものの結果だと思う」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / F1マシン / アストンマーティンF1チーム