フェルナンド・アロンソ アストンマーティンF1に懸念「速さの理由が不明」

アストンマーティンはハンガロリンクでサプライズを演じ、アロンソが5位、チームメイトのランス・ストロールが7位でフィニッシュした。このAMR25のパフォーマンスは、週末を通して不振に終わった直前のスパでの走りとは対照的だった。
アロンソは一時、表彰台も視野に入れていたと語ったが、それは実現せず。それでも結果には満足している様子を見せた。
「これ以上ない結果だったと思う」とモータースポーツウィークを含むメディアに語った。
「2台のマクラーレンがある時点でかなり接近していたと誰かに言われた。それならさらに良かったが、そうはならなかった」
「でもまあ、それ以外は予選でも今日のレースでもクルマの性能を最大限に引き出したと思う」
「我々ができることはあまりなかった。最大の脅威は2ストップだったが、彼(相手)がトラフィックに引っかかって、終盤は少し余裕ができた」
また、アロンソはレース中にメルセデスのジョージ・ラッセルとあまり時間をかけて争わなかった理由についても説明した。
「そうだね、ピットストップ前はあまりタイムを失いたくなかった。メインストレートで彼に抜かせたかったんだ。ターン2で抜かれると二人ともかなりタイムを失うからね」
「だから、このストレートでは守って、次の周に行かせようと思った」

アロンソは、ハンガロリンクでのAMR25の競争力に驚き、予選後には「サーキットのレイアウトや特性が、どうやら我々のクルマに合っている」と語っていた。
チームはスパで投入したフロントノーズのアップグレードに加え、よりアグレッシブな形状のフロントウイングフラップを持ち込み、これが効果を発揮したように見えた。
アロンソはこの驚きを繰り返し、結果に満足していることを示す一方、その理由について懸念も口にした。
「間違いなく驚きだ。いいサプライズだね。競争力があって速かったのは良いことだ」
「懸念すべきは、その理由が分からないことだ。だから今週はファクトリーで、スパとハンガリーの違い、クルマやセットアップ、今回使った空力デバイスの違いを正確に分析する必要がある」
「我々にとって一番大きかったのは、今週末投入した新しいフロントウイングだ」
「もしこのフロントウイングがこれだけのパフォーマンスをもたらしたなら、それは非常に良いニュースだが、今はその点を理解する必要があると思っている」
カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / アストンマーティンF1チーム