フェルナンド・アロンソ 「ルノーのF1マシンは嬉しいサプライズ」
フェルナンド・アロンソは、バルセロナでテストした2020年のルノーのF1マシンは自分を“上回っていた”とし、R.S.20のパフォーマンスは“嬉しいサプライズ”だったと語った。

2年間のサバティカルを経て、来年古巣ルノーでF1復帰するフェルナンド・アロンソは、10月13日(火)にバルセロナのカタロニア・サーキットでフィルミングデーを利用してルノーの2021年F1マシン『R.S.20』で100kmの走行を実施。F1復帰への準備を強化した。

昨年のF1バーレーンテストでマクラーレンのF1マシンをテストとしていたフェルナンド・アロンソは、ルノーの現在のR.S.20に感銘を受けたとし、“嬉しいサプライズ”だったと表現した。

「バルセロナでの僕たちのフィルミングデーはとても良い一日だった」とフェルナンド・アロンソは語った。

「100kmだけだったけど、F1カーとチームに戻るのは僕にとってとても特別だった。フィーリングは良かった。マシンから最大値を引き出すことができないので、現時点では明らかにマシンが僕のパフォーマンスを上回っていると思う」

「F1のスピードに戻るのはそれほど簡単ではない。ラップごとに改善し、エンジニアにフィードバックをしようとしていた」

「また、いくつか撮影があったので、カメラがあり、コース上をドローンがフォローしていた。だから、今日は結構なプレッシャーだったし、大変な作業だった」

「毎週末に目にしているようにマシンにはポテンシャルがあると思う。でも、僕たちはまだ改善の余地があることを分かっているし、短期的にそれをやろうとしている」

フェルナンド・アロンソは、F1復帰までにフルスピードで走れるようにするために、来シーズンまでにやるべきことがいくつかあることを認めた。

「F1を使えば、もう少し簡単になる。人生でずっと運転してきたものだからね」とフェルナンド・アロンソは付け加えた。

「F1で18年間過ごし、今戻ってきた。ブレーキングポイント、すべてのコーナーへの到着の速さ、ブレーキングパフォーマンス、コーナリングスピードパフォーマンスなど、再び慣れなければならないことがたくさんある」

「100km走って、首は大丈夫だけど、明日話しよ! 少し痛みがあるかもしれない。これまでのところいい感じだけど、仕事を続ける必要があることはわかっている」

フェルナンド・アロンソは、2005年と2006年にワールドチャンピオンを2連覇したチームの作業環境に慣れており、自分とルノーは今年の残りをさらなる習熟プロセスとして使用すると述べた。

「お互いを見ただけでお互いを理解するために必要な良好なつながりを築くために、エンジニアと一緒に経験する必要のあることがたくさんある」とフェルナンド・アロンソは説明した。

「それらすべてのことには少し時間がかかるけど、2020年の最後の部分と来年の冬を利用してこの勢いを構築していく」

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / ルノーF1チーム