F1
インディカードライバーのアレクサンダー・ロッシは、2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソが今年のダカールラリー初挑戦で勝利しなかったことに“安心した”と認める。

2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、2019年の大部分をダカールラリーのトレーニングに費やし、砂漠でのレースへの適応を勧めた。

2020年のダカールラリーにTOYOTA GAZOO Racingから初参戦したフェルナンド・アロンソは、いくつかのステージで好成績を収めたものの、ステージ2でサスペンションを破損、ステージ10での横転などでタイムロスを喫し、ウィナーのカルロス・サインツから4時間以上遅れて総合13位でラリーを終えた。

元F1ドライバーでインディ500ウィナーでもあるアレクサンダー・ロッシは「彼が勝たなかったことでちょっと安心した。彼は世界で最高のドライバーの一人だけど、他のドライバーが生涯ずっとやっているカテゴリーにパッと行って、彼らを倒すことができるわけではないことが示されたからね。実際にそんなものは存在しない」と RACER にコメント。

アレクサンダー・ロッシ自身もラリーに挑戦しており、メキシコのババ1000に2度参戦している。今年はホンダ・リッジラインで参戦したが、リタイアを余儀なくされた。

「彼(アロンソ)がうまくやるのを観たくはなかった。彼が勝ったら自分に腹が立っただろうからね!」

「ババに2回参戦しているけど、自分のクラスで勝っていないし、彼が初の砂漠レースで優勝していたら、本当に腹立たしかっただろうね」

世界3大レースの3冠を目指すフェルナンド・アロンソの次の挑戦は、5月のインディ500になるとみられている。その後、アロンソには2021年のF1復帰も噂されている。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / アレキサンダー・ロッシ