トヨタ、アロンソのダカールラリー2020挑戦にむけてナビゲーターを決定
トヨタは、ダカールラリー2020参戦予定のハイラックスでの走行トレーニングを重ねているフェルナンド・アロンソのナビゲーターとして、ダカールラリーの二輪部門で5回の総合優勝、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)クロスカントリーラリーで6回のチャンピオン経験を持つマルク・コマを起用することを発表した。

ラリーレイドで豊富な経験を持つ42歳のコマは2002年、当時アフリカ大陸を舞台に開催されていたダカールラリーへの参戦を開始。約20年の経験を経て、近年はスポーティングディレクターとしてダカールラリーに関わり続けてきた。

二輪のライダーとして豊富な経験と実績を持つコマが四輪競技のナビゲーターとして、そして2度のF1世界チャンピオン経験を持ち、デイトナ24時間で優勝、ル・マン24時間レース2連覇、そして現FIA世界耐久選手権チャンピオンのフェルナンド・アロンソがラリーレイドへと、それぞれにとって新しい挑戦をすることになる。彼らの挑戦し続ける姿勢は、TOYOTA GAZOO Racingの理念と合致しており、ダカールラリーに共に挑めることをTOYOTA GAZOO Racingは歓迎している。

ナミビアとポーランドで行ったテストを成功裏に終えた、共に複数回の世界チャンピオン獲得経験を持つスペイン人コンビは、チームが想定していた習熟速度よりも速いペースで成長しており、TOYOTA GAZOO Racingはアロンソとコマを9月13日から14日に開催される南アフリカクロスカントリーシリーズ第5戦リヒテンバーグ400に参戦させることを決定し。このラリーが、2人にとって初めての実戦となる。

リヒテンバーグ400は、トウモロコシ畑、起伏に富んだ草原、干上がった川の横断など、テクニカルな区間と高速区間が入り混じるルートで構成されている。ラリーのスタートとゴールはリヒテンバーグ市内のイベント会場であるリヒテンバーグショーグラウンドに設定される。スタート後、クルーはまずコリニーに向かって南進し、そこから北東へと向かったのちに、ゴール地点に戻るルートを2回走行する。

グリン・ホール(チーム代表)
マルクとフェルナンドがタッグを組むことになり、とても嬉しく思います。彼らの勝利に溢れたモータースポーツでの経歴はとても素晴らしいですし、このような短期間のうちにハイラックスを乗りこなしはじめている様を見せてくれています。我々のトレーニングプログラムはとても濃密なものですが、フェルナンドとマルクはチームとして戦う能力の高さを示してくれており、ポーランドのテストでは予定していたよりも倍の距離を走ってくれました。実際、昨日行われたリヒテンバーグ400のコースの一部を使ってのシェイクダウンでは、我々の期待を上回る能力を示してくれたので、明日から始まる本戦への参加を決めました。これはフェルナンドとマルクにとって初めてのラリーレイドの実戦となりますが、他の競技車両から巻き上がる砂埃への対応などを学ぶ貴重なトレーニング機会となるでしょう。

フェルナンド・アロンソ
マルクとのトレーニングは素晴らしいです。彼のラリーレイドに対する豊富な知識と経験から、私は多くを学ぶことができています。ラリーレイドでは毎日何百kmも一緒に走らなければいけないので、相性のいいパートナーと組むことがとても重要です。マルクと私は、コンビとしてとても上手くいっており、初めての実戦形式でのトレーニングをとても楽しみにしています。これまでのテストと違い、競争環境はより挑戦的で、ハイラックスについて学ぶ良い機会になると思います。

マルク・コマ
チームの一員になれたことは大変うれしく、これまでラリーレイドで培ってきた経験をフェルナンドと共有できることを誇りに思っています。ラリーレイドに長く携わっている私にとってこの挑戦は新しいですし、四輪競技のナビゲーターになってハイラックスに乗るなんて想像もしていませんでした。今回のこの挑戦は本当に気持ちが高揚する機会であり、また自分のベストをさらに限界まで引き上げ、チームに貢献できると思っています。トレーニングは非常に上手く進んでおり、フェルナンドが筋道をしっかり立ててラリーレイドに臨んでいることが分かりました。またフェルナンドはハイラックスのドライビングの習熟が非常に速く、日に日に…というよりも、走行する度に…というペースで上達しています。

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カテゴリー: F1 / フェルナンド・アロンソ / トヨタ