F1 アルファロメオ・レーシング
アルファロメオ・レーシングは2月14日(木)、イタリアのフィオラノサーキットでシェイクダウンを実施。キミ・ライコネンが特別カラーリングが施されたマシンで33周を走行した。

ザウバーは2019年のF1世界選手権に『アルファロメオ・レーシング』として参戦することを発表。ザウバーという名前は事実上消滅することなり、2020年にはフィアットがチームを完全に買収するとも言われている。

キミ・ライコネンがドライブを担当するマシンにはブラックのボディにバレンタンにちなんだハートとアルファロメオの伝説的な“クアドリフォリオ(四つ葉のクローバー)”の紋章をモチーフとしたカモウフラージュカラーの赤いラインで施された。

キミ・ライコネンは、1周2.997kmのフィオラノサーキットで33周を走破。アルファロメオ・レーシングは、フィルミングデーで制限されている100kmを最大限に活用した。

アルファロメオ・レーシングの2019年F1マシンは、フラップとエンドプレードが繋がっていない革新的なフロントウイングの形状が話題となっている。

アルファロメオ・レーシング 2019年F1マシン 画像ギャラリー

アルファロメオ・レーシング 2019年F1マシン
アルファロメオ・レーシング 2019年F1マシン ②
アルファロメオ・レーシング 2019年F1マシン ③
アルファロメオ・レーシング 2019年F1マシン ④
アルファロメオ・レーシング 2019年F1マシン ⑤
アルファロメオ・レーシング 2019年F1マシン ⑥
アルファロメオ・レーシング 2019年F1マシン ⑦
アルファロメオ・レーシング 2019年F1マシン ⑧
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アルファロメオ・レーシング 2019年F1マシン ⑪
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アルファロメオ・レーシング 2019年F1マシン ⑭
アルファロメオ・レーシング 2019年F1マシン ⑮
アルファロメオ・レーシング 2019年F1マシン ⑯

アルファロメオ・レーシングのチームプリンシパルを務めるフレデリック・バスールは、フィオラノでのシェイクダウンは“ポジティブな一日”を過すことができたと語る。

「我々は初めて2019年のF1マシンを走らせて、来週バルセロナでスタートする最初のテストに先んじて開発で成し遂げた進歩を評価することができた。チーム全体が、可能な限り最高の基盤でシーズンをスタートさせるためにプッシュしている。我々のドライバーとクルーはやる気を高めており、チャンピオンシップに向けて強力なパフォーマンスの実現することを楽しみにしている」とフレデリック・バスールは語った。

フェラーリからアルファロメオ・レーシングに加わったテクニカルディレクターのシモーナ・レスタは、月曜日のテスト開始に先立ち、新しいシャーシの必要な予備チェックを実施できたと語る。

「長い冬を過ごした後、初めて新車をコース上で走らせることができ、嬉しく思っている。今日の我々の作業の焦点は、空力、セットアップおよび冷却のチェックだった。我々は合計33周を走った。そして、新しいレギュレーションが我々のクルマの挙動にどのように影響するかを確かめるためにデータを生かしていく。バルセロナで過ごす次の2週間は忙しくなるし、クルマの信頼性とパフォーマンスを証明することが焦点となる」とシモーナ・レスタは語った。

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カテゴリー: F1 / アルファロメオF1チーム