アレクサンダー・アルボン、デブリによるラジエーター破損でリタイア / レッドブル・ホンダ F1アイフェルGP 決勝
レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年のF1世界選手権 第11戦 F1アイフェルGPの決勝をリタイアで終えた。

5番グリッドからスタートしたアレクサンダー・アルボンは、早めのピットイン戦略を採り、7周目にミディアムタイヤに履き替える。しかし、不運にもコース復帰時にトラフィックの中に入ってしまう形となる。

だが、16周目にはダニール・クビアトをオーバーテイクする際に接触し、クビアトのフロントウイングが破損。このインシデントについて、アルボンに5秒加算のタイムペナルティーが科されたが、その後デブリによりラジエーターが破損、PUのデータに異常を確認したため、チームはリタイアを決めた。

「今日のマシンのペースはよかったので、このような結果になり、本来いるべきポジションでフィニッシュできなかったことは残念だ」とアレクサンダー・アルボンは語る。

「1周目に接触を避けようとしてタイヤをロックアップさせてしまい、フラットスポットができて深刻なバイブレーションが発生していたので、早めにピットストップを行わなければならなかった」

「ダニールとの接触は、まだ何が起きていたかよく分かっていないので、もう一度振り返る必要がある。僕が思うに、リスタート時、彼はシケインの進入で少しワイドになったのかもしれないし、僕もややミスジャッジがあったかもしれない」

「その後、チームからはマシンの温度が上昇しているのを見て、ピットインしてリタイアするように言われた。最初はデータからパワーユニットの問題のように見えたが、チームが調査したところデブリがラジエーターに入って温度の上昇を引き起こしていたことを解明してくれた。マシンの感触がよかっただけに、今日の結果は僕らが望んでいたものではないけど、前を向いて、2週間後のポルティマオを楽しみにしようと思う」

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カテゴリー: F1 / アレクサンダー・アルボン / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1ドイツGP