アレクサンダー・アルボン 「タイヤは6~7周でグリップを失った」 / レッドブル・ホンダ F1スペインGP 決勝
レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年のF1世界選手権 第6戦 F1スペインGPの決勝レースを8位で終えた。

6番グリッドから好スタートを決めたアレクサンダー・アルボンだが、スタート直後のターン2でペースの上がらないボッタスに引っかかり、6番手に逆戻り。レーシングポイント勢の前に出るべく、早めの17周目にピットインし、ハードタイヤに交換する戦略を採る。

このピットストップ後にトラフィックの中に入ってしまうが、そこからオーバーテイクを連発。その後、39周目に2度目のピットストップでミディアムタイヤに履き替え、8位まで順位を戻してフィニッシュした。

「厳しい結果になり、レース内容にも満足していない」とアレクサンダー・アルボンはコメント。

「どのコンパウンドのタイヤでもグリップを得られず、難しい状況だった。各スティントでタイヤをいたわったが、6~7周でグリップを失った。先週のシルバーストンとは逆で、フラストレーションの溜まる展開で、どんなことをしてもタイヤを持たせるのに苦しんでしまった」

「今年はそれが問題になることはなかったので、データを見直してその理由を確認する必要がある。特にセクター3で厳しく、前のマシンに近づいていくことができなかったので、オーバーテイクできずに無防備な状態になってしまった。なぜ、レースで先週と全く異なる状況になってしまったのかを理解して、スパに向けて強さを取り戻して前進したいと思う」

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カテゴリー: F1 / アレクサンダー・アルボン / レッドブル・レーシング / ホンダF1 / F1スペインGP