小林可夢偉 F1マレーシアGP 予選
ザウバーは、F1マレーシアGP予選で小林可夢偉が6番手、ペドロ・デ・ラ・ロサは12番手だった。

小林可夢偉 (9番手)
「初めてQ3に進むことができて嬉しいです。去年のブラジルも同じようなウエットコンディションで、Q2最後のアタックラップでスピンをしてQ3に進めませんでした。そこで学んだことを今日はいかすことができました。ドライコンディションのパフォーマンスとしてはまだ苦しいところもあるので、このグリッドポジションはさらに嬉しいです。ウエットコンディションではクルマがアクアプレーニングを起こすため、運転をするのは簡単ではないですが、明日の決勝でも雨が降ると、スタート時のクルマは重くなるのでより難しくなります。でも明日は必ず入賞してポイントを獲りますよ」

ペドロ・デ・ラ・ロサ (12番手)
「天候が変わりやすくて、かなり難しい予選だった。コーナーでブレーキングしているときは、どれくらい水があるかは決してワカラナイ。クルマはウェットでかなり良かったし、クリアアップがとれればトップ10に入れたかもしれない。最速ラップでさえ最終セクターで2台のクルマヲオーバーテイクしなければならなかった。でも、明日はとてもエキサイティングナレースになることを楽しみにしているよ!」

ペーター・ザウバー (チーム代表)
「1台が12番手、もう1台がトップ10に入るという結果は嬉しい。エンジニアもふたりのドライバーもいい仕事をしてくれた。この結果はチームの士気を高めてくれる。明日はスリリングなレースを楽しみにしている」

ウイリー・ランプ (テクニカル・ディレクター)
「フリー走行3回目の後、クルマのセッティングをいくつか変更し、可夢偉のクルマでは新しいリヤウイングシステムを使わない事にした。天候が目まぐるしく変わるなかエキサイティングな予選となったが、我々としては最適なタイミングと戦略をとることができ、そのおかげでチームは素晴らしい結果を手にできた。可夢偉は力強いパフォーマンスをみせてトップ10に入る事ができた。」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1マレーシアGP