ミハエル・シューマッハのF1時代の腕時計が総額7億円近くで落札
F1界のレジェンドであるミハエル・シューマッハが所有していた8本の時計が、ジュネーブのオークションで約400万スイスフラン(約6億8000万円)で落札された。

ミハエル・シューマッハの家族が主催したこのオークションの最高額は、2004年にフェラーリの元CEOジャン・トッドからクリスマスプレゼントとして贈られた腕時計だった。ハンマーが振り下ろされた価格は120万スイスフラン(約2億円)、買い手手数料込みで150万スイスフラン(約2億5600万円)で落札された。

これは、販売前の予想価格である100万~200万フランの範囲内であった。

F.P.ジュルヌの特注プラチナ製タイムピース「バガボンダージュ1」は、18Kホワイトゴールド、赤い文字盤、フェラーリのロゴ、シューマッハのレーシングヘルメット、そしてワールドチャンピオンシップでの7度の優勝を記念した「7」のマークが特徴である。

オークションハウス、クリスティーズのヨーロッパ・アメリカ地域時計部門責任者であるレミ・ギルミン氏は、バイヤーの特定は避けたが、ルテニウム・コレクションの時計5本(ボックスセット)のが同じバイヤーによって購入されたと述べた。

8本の時計のほとんどが販売前の予想価格内で落札されたが、フェラーリの跳ね馬のエンブレムをあしらったオーデマ・ピゲは、予想価格帯の最高値250,000フラン(約4200万円)を大きく上回る330,000スイスフラン(約5600万円)のハンマープライスで落札された。

1994年にシューマッハがF1ドライバーズチャンピオンシップで初優勝してから30周年という記念すべき年にハンマープライスで総額310万フランを超えるシューマッハの時計が販売された。

この時計は、ニューヨークと台北に運ばれ、セールの前に展示され、火曜日にジュネーブのクリスティーズで開催される高級時計オークションの一部となった。

2012年にF1を引退したシューマッハは、ルイス・ハミルトンとF1最多タイトル記録を分け合っている。

翌年12月、シューマッハはフランスのアルピーヌ・リゾート、メリベルでスキー中に転倒し、脳に瀕死の重傷を負った。

2014年9月に病院から転院してからは、スイスの家で個人的にケアを受け続けている。

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カテゴリー: F1 / ミハエル・シューマッハ