レッドブル RB11はエイドリアン・ニューウェイが設計を主導
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レッドブルは、エイドリアン・ニューウェイとの契約を延長しつつも、F1界きっての“天才”エンジニアが第一線から退くことを発表した。
レッドブルは、F1外のプロジェクトでエイドリアン・ニューウェイの欲求を満足させるために“先進のテクノロジーセンター”を与えることで、フェラーリのような高額の契約金で引き抜きにかかったライバルを遠ざけることに成功した。
エイドリアン・ニューウェイは、F1の制限的なレギュレーションに失望していることを認めている。
「私は55歳であり、まだビーチにいく準備はできていない。ちょっとそれをやってみて、その後どうなるか見てみるつもりだ」
しかし、レッドブルの新しテクノロジーセンターの準備は整っておらず、エイドリアン・ニューウェイは当面は現在のテクニカルディレクターの役割を担うことになる。
レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、エイドリアン・ニューウェイがRB11を担当するかとの質問に「そうだ。絶対だ」と述べた。
エイドリアン・ニューウェイ自身も「今後数ヶ月は完全に関与したままだし、2015年のクルマを設計していく。その間に今後チームをどのように構成していくかも見ていくつもりだ」と Auto Bild に述べた。
それでも、RB11の最初のコンセプトがエイドリアン・ニューウェイによって決定された後は、彼の後継者が引き継ぐと仮定されている。
「よりアドバイザー的な役割に就く。同僚がアドバイスやヘルプが必要な場合は彼らのために常にそこにいる」
カテゴリー: F1 / レッドブル・レーシング