ジェレミー・クラークソン トップ・ギア降板
英国BBC放送の自動車番組『トップ・ギア(Top Gear)』の名司会者ジェレミー・クラークソンの番組降板が正式に決定した。

BBCのディレクター、トニー・ホールが25日に声明を出し、ジェレミー・クラークソンとの契約打ち切りを明らかにした。

トニー・ホールは「残念ながら、ジェレミー・クラークソン氏との契約は、更新しないことを決定した」と述べた。

ジェレミー・クラークソンは、番組収録の後、プロデューサーに暴行を働いたとされ、3月10日から番組の出演停止処分を受けていた。BBCの内部調査によると、ジェレミー・クラークソンから暴行を受けたプロデューサーは口元が腫れ上がり、出血していたという。

トップ・ギアは、ジェレミー・クラークソン、リチャード・ハモンド、ジェームズ・メイの3人の司会者が、自動車の様々な魅力を紹介する人気番組。世界200か国以上で放映されていた。

ジェレミー・クラークソンは、1988年から同番組に出演しており、ユニークで歯に衣着せぬコメントで番組の顔といえる存在だった。

BBCは「2016年に向けて、トップ・ギアをリニューアルする」としている。

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