マクラーレン MP4-24
マクラーレンは、今週末、ショートホイールベース化したマシンをテストしていることを明らかにした。

シーズン序盤は低迷していたマクラーレンだが、積極的な開発によってMP4-24は飛躍的に戦闘力を高めており、4週間前のハンガリーGPでは今季初優勝を果たしている。

フリー走行2回目では、序盤にルイス・ハミルトンが軽い接触事故を起こしたが、スペアパーツがないことで、残りのセッションを走行することができなかった。

「前回のレースとの間に閉鎖は、全てのファクリーのみんなにさらなる挑戦を与えた」とマクラーレンのチーム代表であるマーティン・ウェイットマーシュは語る。

「今日で明らかになったように、パーツの数は十分ではないが、我々は一連のアップグレードパッケージを持ち込んでいる」

「今朝、ヘイキと新しいフロントウイング・パッケージを試みた。ルイスとはフロアの改良を持ち込み、今日はより短いホイールベースのマシンで走行を行った。率直に言えば、スパやそれ以降に効果を生むだろう。より高速なサーキットを見据えてのものだ」

「我々はまだ今年のマシンを懸命に進めている。誰もがそうだと思う。これは今のF1の競争の激しさを示している。」

「我々は来年もっと速いクルマを送り出さすことに集中しているので、ロスやレッドブルとは若干異なるポジションにいるが、レースごとに改善を続けなければならない。そこでは多大な努力が行われている」

「ホイールベースを変える場合、前車軸の位置を動かすと同時に、フロア、ノーズ、フロントウイングのアッセンブリーも変更しなければならない」

「それを行うには、部品は不十分だった。ルイスがP2のはじめにノーズコーンにダメージを負ったので、我々は文字通りここに部品を輸送しているところだ。恥ずかしいことだとは思っていない。フラストレーションを感じている。それなりの理由があってF1ではいくつかの問題がある。テストを徐々に減らしているが、それによる問題がいくつもある。将来の若手ドライバーの養成も心配だ」

「我々は金曜日をテスト日として使い、マシン開発を懸命に進めている。今回の特別な状況では残念ながら走ることができなかった。言ったように、恥ずかしいことだとは思っていないが、フラストレーションを感じている。両方のドライバーが、マシンのいる位置にかなり満足しているし、明日はサーキットがもう少し進化すると思っているので、競争力があると思う。しかし、1時間半近くもマシンを走らせられずに座っているのは好ましいことではない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム