マクラーレンF1代表 モナコGPの広告バナー剥離を非難「3秒近くのロス」
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Q1ではミラボーで広告バナーの一部が外れてしまい、シャルル・ルクレール、カルロス・サインツ、ローガン・サージェントらが影響を受けたが、その後ノリスがそれを踏み越え、バナーがフロアに引っかかってラップタイムが3秒近くもロスした。
ノリスはこれを取り除くためにピットインを余儀なくされ、終盤には17番手まで後退し、ノックアウトされるのではないかとの懸念が高まった。
幸いノリスはQ3進出を果たし、ルクレール、チームメイトのオスカー・ピアストリ、サインツに次ぐ4番グリッドを獲得した。
ステラはこのアクシデントを振り返り、その「壊滅的」な影響を与えたとしながら、影響を受けたエリアから広告バナーを撤去する措置が取られることを強く望んると述べた。
「Q1で起きたことはあってはならないことで、サーキットの基準に達していない」とアンドレア・ステラはメディアに語った。
「クルマは数メートルの広告バナーを拾ってしまい、それがクルマの下敷きになって1周あたり3秒に相当するダウンフォースを失った」
「フリープラクティス1からずっと問題があったし、予選で突然バナーが外れたわけではなく、すべてのセッションで問題があったので、修正する必要がある」
「それはランドとルクレール、そして他のドライバーたちにかなり壊滅的な影響を与えた」
「レースの結果は一体何によって決まるのだろうか? バナーが引っかかるかどうかの運か?それとも、ドライバー、マシン、チームのクオリティの結果で決まるのか?」
「何か対策を講じる必要がある。」
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ノリスの幸運
RacingNews365によると、2023年のレースから標識に変更は加えられていないものの、この状況はF1とFIAによって監視され続け、レース前に最も問題となる場所の標識がいくつか撤去される予定だという。
ワールドチャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、セッションが赤旗中断にならなかったことに驚きを隠せず、ノリスもQ2進出のためにピットインし、再合流し、Q2進出に必要なラップを記録できたのは幸運だったと認めた。
「ちょっと混乱したけど、F1でこんなことはあってはならない」とノリスは語った。
「週末全部を失う可能性もあった」
「僕の意見では、これはちょっとばかげているし、我々はドライバーズブリーフィングでこうなる可能性があると言っていたし、彼らも修正すると言っていたけど、明らか修正されなかった」
「だから、運に頼るしかないというのは残念なことだし、僕には十分な時間があったので幸運だった。そうでなければ、僕の予選は台無しになっていただろう」
「彼らはステッカーよりも良い解決策を考え出す必要がある。僕たちはウォールに接触しているんだから、ステッカーのせいで週末が台無しになるなんて許されない。もっといい解決策を見つける必要がある」
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