マクラーレン オスカー・ピアストリのF1参戦2戦目の成長を絶賛
マクラーレンのF1チーム代表であるアンドレア・ステラは、オスカー・ピアストリのF1参戦2年目となる今季のパフォーマンスと成長に感銘を受けており、「非常にうまくやっている」と絶賛している。

ピアストリは前回のモナコGPで、レース優勝者のシャルル・ルクレールに次ぐ2位となり、予選でもチームメイトのランド・ノリスを上回った。

23歳のピストリは、前回のイモラ大会ではポールポジションのマックス・フェルスタッペンに次ぐ2位で予選を終えたものの、予選でのチームとのコミュニケーションミスにより3グリッド降格のペナルティが科せられ、5番手からのスタートを余儀なくされ、表彰台のチャンスを逃した。

アンドレア・ステラは、ピアストリのF1参戦2年目シーズンにおける直線的な成長、特にレース中のペース向上に貢献したタイヤマネジメントの重要な分野における彼の進歩を強調している。

「オスカーは非常にうまくやっている」とマクラーレンのチーム代表は Speedcafe の取材に答えた。

「特に、レース序盤でのタイヤマネジメントについて、特に中国でのレースを振り返って情報を得た後、いくつかのことに気付いた」

「我々は『これら2、3のことを調整する必要がある』と話したが、すぐにオスカールは、予選ペースのように、いつも通り純粋な速さでそこにいた」

ステラは、ピアストリが限界があっても好成績を収める能力があることに注目している。また、レースを重ねるごとに、若いドライバーに貴重な教訓と経験をもたらしている。

「マイアミの予選では、ランドに少し遅れを取っていた。しかし、完全なアップグレードは施されていなかったんだ」とステラは続けた。

「我々はアップグレードの価値を十分理解している。オスカーは素晴らしい仕事をしたと断言できる」

「彼はイモラで最前列かにいたが、実際には彼とは無関係な理由で降格させられた。それはチームの責任だった」

「そしてイモラでのレースで私はただただ驚いた。イモラでは、他の車に1秒以内にいるとパフォーマンスが大幅に低下することはよくわかっているが、フェェラーリに大きなプレッシャーをかけ、彼はそこに留まっていた。

マクラーレン F1 オスカー・ピアストリ

今週のカナダグランプリを前に、ピアストリはドライバーズ選手権で71ポイントを獲得し、3位のノリスに3ポジションと42ポイント差の6位につけている。

「自分の現在のドライビングに満足している。特に、ここ3つのイベントで示した一貫性に満足している」と、ピアストリはモントリオールでのカナダGPを前にしたマクラーレンのプレビューで述べた。

「進歩は決して直線的ではないけど、自分の実力を発揮し、チームが素晴らしい仕事をしてくれたこの車を運転できることを楽しんでいる」

「カナダでは、グリッドのトップ集団が接戦なので、中断した場所から再開して、もっと上を目指したい」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / オスカー・ピアストリ