マクラーレン・ホンダ F1 ブラジル 予選
マクラーレン・ホンダは、F1ブラジルGPの予選で、フェルナンド・アロンソが10番手、ジェンソン・バトンが17番手だった。

フェルナンド・アロンソ (10番手)
「今日はドライブするのが本当に楽しかったし、マシンに対して確固たる自信を持つことができた。今日の涼しい天候は、昨日の高温のコンディションよりも僕たちのマシンに合っているようだし、マシンの実力を最大限に引き出すことができた」

「それでも、FP3終了時点ではまだペース不足だったため、少し心配していた。また、ジェンソンがQ1敗退となったのを見て、さらに心配になった。『今日は僕たちにとっていい土曜日にはならない!』と思っていたけど、幸いにも、僕のマシンは予選で使用した5組のオプションタイヤそれぞれで、素晴らしい反応を示してくれた。マシンが繰り返しいいパフォーマンスをしてくれた。コース上に出るたびに、さらに0.1秒タイムを縮めることができ、限界まで攻めながらもさらに少しペースを上げることができた。昨日のフリー走行では走行時間を失ったけど、その影響が明日のレースで出ないことを願っている。他のドライバーは全く異なる天候の中、ロングランを実施しているからね。明日は気温がさらに下がり、雨が降ることも予想されている。なので、トップ10からスタートできるのはいいことだ」

ジェンソン・バトン (17番手)
「昨日はマシンのバランスが非常によく、FP2では10番手の速さだった。ところが今日は全く別のマシンのようだった。なにかが間違っていることは明らかだ。マシンがこのような感触になる理由はないものの、そのような状態が今朝から続いている。ペース不足だし、フラストレーションが溜まる。涼しいコンディションでは、リアのグリップと安定性が少し増す傾向があるので、今日は高速走行時にはフロントの操作性が良かった。ただ、低速コーナーでは、リアだけに負担がかかりタイヤをダメにしてしまうので、その後はグリップがなくなってしまう。ただ、今日という日はもう終わった。明日は明日の風が吹く、だ」

エリック・ブーリエ (レーシングディレクター)
「今のところ、やや難しい週末です。ただ、我々は問題を解決するために懸命に努力しました。昨日は、両マシンをFP2の最後まで走行させることができませんでした。そして今朝は、フェルナンドのマシンにギアボックスセンサーの不具合があり、FP3の序盤で出遅れました。その後、午前中のフリー走行の終了直前に今度はジェンソンのマシンに不具合が発生し、ISSとECUを交換しなければなりませんでした。我々のエンジニアとメカニックは、問題が発生したことをすぐに報告し、その解決に向けて非常に堅実に仕事をしてくれました。従って、週末にこれ以上問題が発生しないことを願いましょう。一方ジェンソンは、昨日はいい走りをみせていたものの、今日はマシンをうまく機能させることができませんでした。彼はマシンのバランスに常に悩み、ペース不足に当惑していました。我々は今夜すべてのデータを精査し、明日のレースでジェンソンがよりいいチャンスをつかめるようにします。今日の涼しいコンディションが、フェルナンドにとってうまく働いたことは確かです。彼は午後の予選でマシンを操ることを大いに楽しみ、Q2では7番手につけるほどプッシュしていました。予選10番手というポジションは、彼の懸命な努力の結果です。明日はドライとウエットが入り混じったコンディションになることが予想されていますが、明日の決勝ではより力強いパフォーマンスを披露できると考えています」

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カテゴリー: F1 / マクラーレンF1チーム / ホンダF1 / F1ブラジルGP