F1 捨てバイザー
F1ドライバーは、オーストラリアGPから捨てバイザーをコース上もしくはピットレーンで投げ捨ててはないないと警告された。その場合、FIAから罰せられる可能性がある。

メルボルンの予選前、FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングは、ドライバーにレギュレーションでステバイザーを捨てることが禁止されていることを思い出させるようチームにメモを送った。

チャリー・ホワイティングは、国際競技コードの第3章1.2項で、オープンコックピットカーの全てのドライバーに何が許されているかが明確にされていると述べた。

ドライバーは、マシンがコース上に出ているときにバイザーに何枚かの捨てバイザーを重ねて取り付けており、デブリやオイルや水などの液体で視界が遮られた際にそれを取り除けるようになっている。

なぜ今それが問題とされたかの理由についての公式説明はなかったが、情報源によると、捨てバイザーがクルマのパーツに挟まり、問題を引き起こす危険性に不満を抱いているチームがいることに関連しているという。

昨年のF1スペインGPでは、捨てバイザーがフェルナンド・アロンソのブレーキダクトに引っ付いたことでブレーキに問題が発生し、アロンソはリタイアに追い込まれた。

レギュレーションの厳格化により、ドライバーは捨てバイザーをコックピット内に慎重に片付けるか、ピットストップで取り去るしかなくなるかもしれない。

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)