ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ) 2016 F1 中国
ジェンソン・バトンが、F1中国GPへの意気込みを語った。

ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)
「バーレーンのレース週末は、僕のガレージはほろ苦かったね。僕たちがオーストラリアからクルマのパフォーマンスをもう一歩前進させたのは確かだ。僕たちはクルマの扱いや特性を学び続けているし、グランプリ毎に新しいアップグレードを持ち込んでいるからね。金曜日のプラクティスは本当にポジティブだったけど、残念ながら予選でそれを繰り返すことはできなかったし、レースでは信頼性問題に見舞われてしまった」

「とは言え、パワーを失う時点までクルマの感触はとても良かった。中国でもその勢いを継続して、僕たちが持っているパッケージを最大限を生かせることを願っている。でも、いつものように僕たちは信頼性に一生懸命に取り組む必要がある。僕たちがそのエリアを改善させたのは確かだけど、100%未満では決して十分ではない。僕たちに相応しい、僕たち全員の努力を示すポイントをもたらすためには、僕たちが遂げた進歩を生かすことが重要だ。中国GPはこれまでの2レースとは非常に異なるチャレンジだし、僕は過去にあそこでのレースを楽しんできた。2010年の優勝は忘れられないとても素晴らしいレースだった。変わりやすいコンディションがいかに状況を複雑にするかをとにかく示している。今週末、僕たちがあそこでもっと良いレースを楽しめることを願っているし、最も重要なのはチェッカーフラッグを見ることだ。上海インターナショナル・サーキットは必須条件がいい感じにミックスされている。相当な数の低速と中速コーナーがあって、2つのとても長いストレートに繋がっている。1つは1.17kmでシーズンで最長のひとつだ。タイヤとパワーユニットの両方に多くのストレスがかかる場所だけど、今年のパッケージがこのトラックで以前のように苦しまないことを願っている。鍵は準備とセットアップだ。金曜日から正しい空力バランスを得て、全ての新品セットでタイヤ摩耗を克服しなければならない。僕たちにとって簡単なレースにはならないだろう。コンディションはオーストラリアやバーレーンとは非常に異なる。でも、あそこでMP4-31の特性をテストして、この種のトラック、低い気温でどのような挙動をするかを出来る限り理解できるのは良いことだ。今年後半のグランプリに適応できるように、訪問するサーキット毎に出来る限り多くの情報を集めて、あらゆる変数を考慮していくことが重要だ。長いシーズンだし、全てのレースで改善し、前進することを目指している」

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カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム / F1中国GP