角田裕毅 F1イタリアGP予選Q3「先頭を走ってスリップを得られなかった」

先頭走行を強いられたことでスリップストリームを活用できず理想的なアタックにはならなかったが、全体的なパフォーマンスには手応えを語った。
Q:Q3進出を果たしましたが、もう少し上を狙えたと感じますか?
角田裕毅:はい、まあ正直あまりないですね。Q3ではスリップストリームを得られなかったんです。本来このサーキットではスリップを使いたいのに、僕が先頭を走る形になってしまって、理想とは逆でした。とはいえ、全体としてはパフォーマンスに満足していますし、Q3に進めたのは長い間欲しかった結果なので、嬉しいです。
Q:明日の決勝ではどこまで狙えると思いますか?
角田裕毅:数字の上ではここ2戦より良いスタートポジションですけど、決して簡単ではないです。バランスはまだかなり乱れていて安定感に欠けます。それでも、チームがセッションごとに改善していく姿を見て、このチームが夏にチャンピオンシップを戦った理由が分かりました。エンジニア同士の協力がとても印象的でしたね。その環境の中で自分も最大限に力を発揮できていると思います。ちょっとQ3は惜しかったですが、全体的には満足しています。

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