シャルル・ルクレール ランド・ノリスF1王座獲得は「美しいサクセスストーリー」

最終盤には、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが急速に勢いを取り戻し、激しい追い上げを見せた。
それでもノリスはわずかな差でリードを守り切り、シーズン終了時にはわずか2ポイント差でフェルスタッペンを退け、念願の初戴冠を果たした。
この結果について、RacingNews365を含むメディアの取材に応じたルクレールは、ノリスのタイトル獲得が持つ意味を次のように語った。
「それこそが、僕がこのスポーツを愛している理由だ。感情があるからだ」
「どれだけライバルを打ち負かしたいと思っていても、ランドのあんなに幸せそうな表情を見ると、本当に美しいものだと感じる」
「これは、このグリッドにいる全員にとって究極の夢だ」
「彼は今年、それを実現した。だから本当にうれしいし、彼はそれに値する」
一方でフェラーリとルクレール自身にとって、2025年シーズンは厳しい一年となり、チームは年間を通じて一度も優勝を挙げることができなかった。それでも、来季から新たな技術レギュレーションの時代が始まることを受け、ルクレールは将来に向けて前向きな姿勢を崩していない。
「次は僕の番だ。追い続けて、来年は彼の生活を少しでも大変なものにできればいい」とルクレールは語り、次なるタイトル争いへの意欲を示した。
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