角田裕毅 F1中国GP決勝「望んだ結果ではない。戦略を見直す必要がある」

9番グリッドからスタートした角田裕毅は、オープニングラップで順位を上げて8番手でレースを展開。12周目にトップ10内では最初となるピットストップを行った。
その後も8番手でレースを展開し、ハードスタートのワンストップ戦略で7番手を走行していたランス・ストロール(アストンマーティン)を追っていた。
レース中盤から各ドライバーのインフォーメーションではワンストップの流れとなっていたが、レーシングブルズは、アイザック・ハジャーに続いて、角田裕毅も2回目のピットインさせてハードタイヤに交換。
しかし、15番手でコースに復帰した角田裕毅は、その後にピットストップをしてミディアムに交換したランス・ストロールに前に出られてタイムをロス。順位を上げていったストロールに対して、前のマシンのオーバーテイクに苦労して周回が過ぎている。
そして、カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)を負っていた45周目にホームストレートで突如フロントウイングのフラップが破損。追加のピットストップが必要となって最後尾まで後退した角田裕毅は完走中最下位となる19位でチェッカーを受けた。
「もっと良い結果を期待していたのでとても残念です。このレースでの結果は間違いなく自分の望んだ形ではありません」と角田裕毅はコメント。
「スプリントレースほどペースがありませんでした。戦略もそこで起こったことを踏まえて見直さなければなりません。その背景にある考えは理解できますが、今後のために、そのような状況をどうやって防ぐかが主な教訓でしょう」
「フロントウイングのダメージは少し残念でした。おそらくデブリが原因だと思いますが、調査してみます」
「いくつかのことが少し残念でした。少なくともスプリントレースでポイントを獲得できたことは重要です。マシンには良いペースがあるので、ポジティブな姿勢でいきましょう」
「次のレースは鈴鹿で、モチベーションはすでに内側から湧き上がっています」

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