角田裕毅 次戦F1日本GPで「レッドブルで走る準備は100%できている」

中国GPの予選で最下位となったリアム・ローソンにはさらに大きなプレッシャーがかかり、角田裕毅がレッドブル・レーシングのシートを逃した理由について、さらなる疑問が投げかけられた。
レッドブル昇格に向けて準備万端の角田裕毅
経験豊富なドライバーであるにもかかわらず、レッドブルがセルジオ・ペレスを降板させることを決めた後、マックス・フェルスタッペンのチームメイトに選ばれたのは角田裕毅ではなかった。
代わりに、彼らは新しいドライブに慣れるのに苦労している相対的なニューカマーであるリアム・ローソンを選んだ。
オーストラリアではクラッシュしてしまい、中国では20番手スタートという厳しい状況からポイント獲得のチャンスをつかむのは難しい。
一方、レーシングブルズでは、今シーズン2度目となるQ3進出を果たし、角田裕毅が印象的な走りを見せている。
当然ながら、レッドブルの昇格の話題が彼に持ちかけられ、角田裕毅は準備ができていると答えた。
「ええ、もちろん」と上海でメディアに語った。
さらに、次の日本グランプリでシートに座るつもりがあるのかと詰め寄られた。
「日本? もちろん。そのマシンの方が速い」と答えた。
その後、角田裕毅はチームの広報担当者に連れられてその場を離れたが、このコメントは、24歳のドライバーがチームから見捨てられたと感じていることを反映しているのかもしれない。
一方、マックス・フェルスタッペンは、レーシングブルズが自分にとても近い存在であることを「何かを物語っている」とこの件について慎重な姿勢を見せた。

リアム・ローソンが何が間違ったのか疑問に思っている一方で、彼のシートに座ったアイザック・ハジャーにとってはこれ以上ないほど素晴らしい一日となった。
ルーキーのハジャーは予選7位だったが、もっと速く走れるはずだと感じていた。
「今日の午後、Q1は素晴らしかった。 あのときは最高のバランスで走れていたし、マシンにもとても乗りやすかった」
「しかし、Q2とQ3では風向きが変わってしまい、それがドライビング中のフィーリングに影響した。Q3は激しくストレスのたまるものだった。トップドライバーたちと肩を並べて走れることに興奮を隠せなかったが、同時に、まだもう少しラップタイムを縮めることができたはずだと感じており、最終ラップには少しがっかりしている」
「メルボルンから、チームはここ上海にやって来て、まったく異なるサーキットでパッケージを最大限に生かすという素晴らしい仕事をしてくれた。マシンは完璧に機能しているし、明日はポイント獲得を目指して全力を尽くすよ」
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