F1:角田裕毅はRB残留 ローソンがレッドブル&ハジャーがRB昇格の噂
角田裕毅がレッドブル・レーシングに昇格する望みは薄そうだ。セルジオ・ペレスが去るのは間違いないとされる一方で、リアム・ローソンがレッドブル、アイザック・ハジャーがRBに昇格するのが既定路線だと考えられている。

アブダビで時間が経つにつれ、セルジオ・ペレスの状況はますます明らかになってきているようだ。

オランダの新聞De Telegraafを含む、ますます多くの権威ある情報筋が、レッドブルは間違いなく日曜のアブダビGP後にメキシコ人ドライバーとの契約を解除することを決定したと信じている。

レッドブルはペレスに「引退」という選択肢を残しており、アンバサダー的な役割を維持できると考えられている。もし彼がその選択をしなければ、レッドブルは多額の退職金を支払い、34歳のドライバーとの関係をすべて断つことになるだろう。

その間、レッドブルと契約している次のドライバー候補、リアム・ローソン、角田裕毅、アイザック・ハジャーは待機を余儀なくされている。

「セルジオの状況が明らかになり、彼がどうしたいのかが決まるまでは、すべては単なる憶測に過ぎない」とレッドブルのチーム代表、クリスチャン・ホーナーは語った。

「我々は彼をサポートするために非常に懸命に努力してきたし、日曜日のチェッカーフラッグが振られるまで、つまり、最終戦で良い結果を残せるよう、引き続き全力を尽くすつもりだ」

セルジオ・ペレスは、ホーナーが「ドライバー自身の判断」と示唆した意味について、記者から質問を受けた。「彼に直接聞いてください」と「チェコ」は答えた。

明らかなのは、レッドブルのペレスに対する忍耐が限界に達しているということだ。アドバイザーのヘルムート・マルコ博士は、ペレスのせいでコンストラクターズチャンピオンシップを失う可能性さえ示唆している。

「もちろん、僕にも責任の一端はあると思う。でも、すべてを一人の人間に依存させるわけにはいかないとも考えている」とペレスは語った。

ペレスがチームを追われたり、あるいは「引退」した場合、リアム・ローソンがマックス・フェルスタッペンの新しいチームメイトになるだろうと噂されている。ルーキーのアイザック・ハジャーがレーシングブルズ(RB)の欠員を埋めることになる。

ハジャーはアブダビでの金曜プラクティスでフェルスタッペンのコックピットに座っていた。

「彼が来年どうなるかはレッドブルが選択することだ」とフェルスタッペンは語った。

20歳のハジャーはペレスのペースには数秒及ばなかった。「まずはポジティブな面から見てみよう」とマルコは語った。「レースシミュレーションでは非常に強かった」

「彼のマシンでのポジションは完璧ではなかった。マックスとアイザックの身長差は約20センチ、体重差もかなりあるので、初めてにしてはかなりポジティブな結果だ」とマルコは語った。

ハジャーも同意見で、「シートを上げなければならず、あまり快適ではなかった。ステアリングを切るときには、文字通り足が手に触れていた」とフランス系アルジェリア人は付け加えた。

日曜日にF2のチャンピオンシップで優勝したことは、2025年にレーシングブルズにステップアップするかどうかには影響しないとハジャーは主張した。

「僕とチームのためにタイトルを狙いたいだけだ。僕の将来は変わらない」とハジャーはAuto Hebdoに語った。

「僕の将来については、2週間後にはわかるだろう」

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