角田裕毅 F1バーレーンGP展望「シーズン初戦は謎と興奮がある!」
角田裕毅が、2024年F1第1戦バーレーンGPへの意気込みを語った。

装いを新たにしたビザ・キャッシュアップRBでF1参戦4年目を迎える角田裕毅は、先週バーレーン・インターナショナル・サーキットで新車VCARB 01で実りのあるプレシーズンテストを終え、2024年のF1世界選手権をチームは良い雰囲気で迎えられると語る。

「僕たちにとっては充実した3日間のテストを終えて、レースに臨もうとしているところですが、全チームが異なるプログラムを走らせているため、パフォーマンスに関しては何とも言えません。僕たちは自分たちのことに集中し、マシンを理解することに時間を費やしました。

「僕たちが行った作業は質の高いものでしたし、多くの周回を確実にこなし、大きな問題もなく目標を達成できたので、そこはポジティブです。とても生産的だったし、疑問符がついていた部分の多くのエリアで答えを得ることができました」

「シーズン開幕前にみんなと過ごす時間はとても重要だと思います。 テスト後にバーレーンに滞在したこともあって、チームとサッカーゲームを企画したんですが、本当に楽しかったです。気温が少し下がった午後遅くにプレーしましたが、実際は少し肌寒かったです! ある晩はエンジニアやガレージの仲間たちと夕食を共にし、別の日にはトレーナーやチームのマーケティング担当者とゴルフをしました」

角田裕毅 RB・フォーミュラワン・チーム

「アブダビで行われた2023年の最終戦と最終テストと比べると、大きな進歩を遂げたとは言えませんが、それは部分的にはすでに2024年に向けたアップデートを持ち込んでいたからでもあります。先週は、それらがうまく機能していること、そしてチームがクルマに正しい哲学を採用していることが改めて確認できました。メカニカルな面でも一歩前進しているので、今シーズンはいいスタートが切れたと言えると思います」

「冬の間に多くの新しいスタッフがチームに加わりましたが、テストでもそれを感じることができました。変化の確かな感覚があります。ローランはフランツと似ていて、チームのすべてのメンバーに関心を持っています。いい意味で変わったと思います。僕たちはいつもハングリーだったけど、今回は違う意味でハングリーな感じですね」

「ここでの3日間のテストを経て、フリー走行開始に向けた良いベースラインができたし、テストで得たラップタイムには満足しています。僕たちはクルマの反応を理解するためにエンジニアリング面に重点を置き、実際のレースに向けてどのようなテスト項目に注目し、どの領域に重点を置くべきかを絞り込みました」

「さまざまなテストを完了しましたが、今週はすべてをまとめて予選にさらに集中するときです。このクルマで探求できるエリアはたくさんあり、木曜日からの主な目標は、このクルマから可能な限り多くのパフォーマンスを引き出すことになるでしょう」

「シーズン初戦は、何が起こるかわからないし、どのチームが速いかもわからないので、いつも少し違います。謎と興奮があるのは間違いないです!」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / F1バーレーンGP / ビザ・キャッシュアップRB