角田裕毅 F1サンパウロGP 「ピアストリの件は焦りすぎた。今後に生かす」 / ブラジルGP プレビュー
角田裕毅が、2022年第21戦サンパウロGP(ブラジルGP)に向けての意気込みを語った。

前戦メキシコシティでは、入賞を目指して8番手を走行中にピアストリと接触してスピン。後方に順位を下げて12位でフィニッシュすることになった。だが、アップデートは機能しており、マシンのパフォーマンスに手応えを感じた週末だったと角田裕毅は振り返る。

「メキシコでは2台ともポイント圏内でフィニッシュすることができたかもしれないし、最後尾グリッドからのスタートだったので、それは僕にとって力強い結果になっていたでしょう」と角田裕毅はコメント。

「ピアストリについては、できるだけ早く彼をパスしなければならないことはわかっていましたが、焦りすぎました。このことは今後に生かしたいと思います]

「あの週末で最も重要なことは、マシンがとても良いパフォーマンスを見せてくれたことと、アップデートがうまく機能していることです。コンストラクターズでも順位を上げることができたし、インテルラゴスでも競争力を発揮できると思います。僕たちのクルマに低速コーナーは合っているはずなので、集中力を切らさずに、もっとポイントを獲得できることを願っています」

「インテルラゴスはトリッキーなコースで、しかもスプリントの週末なので、マシンをセットアップする時間があまりありません。昨年ここで学んだことも踏まえて、できるだけ早くマシンを適応させたいと思っています。セクター1と最終セクターはかなり速いですが、セクター2の低速コーナーではミディアムからハイダウンフォースが必要になります」

「体力的に非常に厳しいコースなので、そのために特別な準備をしてきました。カタールは問題なく乗り切ったので、大丈夫だと確信しています。反時計回りに走る数少ないサーキットのひとつで、左コーナーが主体であることも難易度を少し高めていますが、タフである最大の理由は、常にハンドルを左右に切っていることです。ターン13とターン14の2つの高速コーナーのあとのメインストレートは本当のストレートではないし、そこでは常に左旋回することになり、首に負担がかかります。だから全体的に、ここでの1周は他のサーキットより少しハードになることもあるけど、ハードにトレーニングしているし、調子もいいので、心配はしていません」

「ここはよく雨に見舞われるけど、週末はドライのほうがいいですね。そのほうが作戦も立てやすいし、自分たちのパフォーマンスを最大限に発揮することに集中できます。過去にブラジルでウエットコンディションのドライビングを経験したことがあるので、たとえ雨が降っていたとしても問題ありません。準備はできています!」

角田裕毅 F1 ブラジルグランプリ スクーデリア・アルファタウリ

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