角田裕毅、憧れのアロンソとのヘルメット交換は「脳みそが吹っ飛んだ」 アルファタウリF1
角田裕毅は、2022年F1シーズンにフェルナンド・アロンソとの「脳みそを吹っ飛んだ」経験を振り返った。

角田裕毅は、2020年にアルファタウリのF1ドライバーとしてグリッドに加わり、3年目を迎えた2023年シーズンの第3戦オーストラリアGPで今季初ポイントを獲得している。

Beyond the Grid Podcast で、角田裕毅は、F1を見始めたときからフェルナンド・アロンソがアイドルだったと語った。

「父がフェルナンドが大好きで、僕もフェルナンドのファンでした。12歳の時に鈴鹿グランプリを見に行った時、父はフェルナンドの最終コーナーからのドライビングは一貫して白線に近く、毎周完璧だと言っていました」と角田裕毅は語った。

「それ以来、フェルナンドを見たので、彼と一緒にレースをしていることが今でも信じられません。本当に信じられないくらいです。その時点では、13年後に彼とレースをすることになるとは思っていませんでした」

「F1ドライバーになったときからヘルメット交換をしたいと思っていたのですが、緊張しすぎてヘルメット交換をお願いすることができませんでした。ある時、昨年だったと思いますが、彼から実際に「裕毅、ヘルメット交換をしよう!」と言われたんです。文字通り、脳みそが吹っ飛びました。彼の前では嬉しさがバレないようにしていました」

「ちょっと恥ずかしいけど、心の中では本当に嬉しくて、あの日の後は、すぐに父に電話しちゃいました。今でも、彼と一緒にレースをしているなんて、本当に信じられない」

角田裕毅は、カート時代から得た自分の強みと、それをF1にどう活かしてきたかを語った。

2021年のF1ハンガリーGPで、角田裕毅はルイス・ハミルトンを抑えようとしたが、結局は抜かれてしまった。

そして、ハミルトンに抜かれた後、アロンソがハミルトンからポジションを守る様子から多くを学んだという。

「僕の強みはカートから来ています。バトルが好きだし、バトルになってもあまり負けることはありませんでした。また、他のドライバー、特にF1にステップアップしてからは、特にフェルナンド・アロンソから多くのことを学びました」と角田裕毅は語った。

「2021年のハンガリーで、ルイスが僕をオーバーテイクしようとしたとき、当然ながら僕はできる限りの防御を試みましたが、4周後に抜かれました。ルイスに抜かれた後、フェルナンドはルイスからディフェンスしていました。そこから多くを学びました」

「クルマのポジショニング、抜かれる前にルイスからゲインを得ようとしていた場所などです。彼からたくさんのことを学びました。トルコGPでも、ルイスから守らなければならない状況がありました。できるだけフェルナンドの真似をして、あのときは8周も守ることができまました」



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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / フェルナンド・アロンソ / スクーデリア・アルファタウリ