角田裕毅、初めての母国レースは「忘れられない経験になりました」 / F1日本GP
角田裕毅は、初の母国レースとなったF1日本GPを13位でフィニッシュ。「忘れられない経験になった」と語った。

F1日本GPには、岸田首相がスタート前のセレモニーに出席。握手をして、アルファタウリのレーシングスーツをプレゼントした。声優の水樹奈々が日本の国家を独唱した。

「目の前で国歌が流れて、岸田首相に握手を交えることができた。日本人として光栄なことを体験です。力強い気持ちでレースに入れました」と角田裕毅は語った。

だが、レースは生憎の雨。スタートでは「水しぶきで前が見えませんでした」と語る角田裕毅だが、13番グリッドから9番手まで順位を上げた。

だが、その後、レースは悪天候を考慮して2時間の赤旗中断となった。

「1秒でも早く始まらないかなと思っていました。大雨の中、ファンのみなさんも待ってくれていましたからね」と角田裕毅は語る。

だが、レース再開後、新しいインタミディエイトタイヤに交換する作戦が裏目に出た。

「タイヤを交換した後は追い上げることしかありませんでした」と角田裕毅はコメント。

「満足感はないですね。できる限りのことはしました。オーバーテイクもできて良かったです。でも、ポイントで終えたかったので、正直、その分、引かれます。(10点満点中)8点くらいですかね」

「毎コーナー、毎周、日本人の人々の景色が見えたので、その分、悔しさが増します」

F1日本GPでは、同じホンダのエンジンを搭載する姉妹チームのレッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンがF1ワールドチャンピオンを決めた。

「本当にマックス選手は改めてすごい選手と思いました。ホンダが大会スポンサーで、日本人のファンの前でホンダエンジンがチャンピオンを取ったことは一日本人として誇りに思います」

「あんなに歓声が上がることは人生で1回もありません。皆さんのおかげで楽しむことができました」

「初めての鈴鹿サーキットでのグランプリで、忘れられない体験になりました」

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