角田裕毅の名前がインディカー公式に登場 ディクソン後継候補の“サプライズ案”
インディカー公式サイトの企画記事で、2027年シーズンのチップ・ガナッシ・レーシングのドライバーラインアップを予想する中、角田裕毅の名前が“サプライズ候補”として挙がった。

これは移籍情報ではなく、編集部による「もしスコット・ディクソンがチームを離れたら誰が9号車を引き継ぐのか」という予想企画の一環だが、ホンダとのつながりを背景に角田裕毅の名前がインディカー公式で言及されたことが注目を集めている。

4人の編集部員による後継予想
今回の企画は、6度のシリーズチャンピオンであるスコット・ディクソンが2027年からアロー・マクラーレンへ移籍するとの報道を受け、「空席となるチップ・ガナッシ・レーシングの9号車を誰が引き継ぐのか」をテーマに、インディカー公式の4人の編集部員がそれぞれ予想を披露したもの。

カート・キャビン氏とアーニ・スリベン氏はマーカス・アームストロングを本命に挙げ、エリック・スミス氏はデイル・コイン・レーシングで好成績を残しているデニス・ハウガーを推した。

一方で、ポール・ケリー氏だけは「現在インディカーに参戦していないドライバー」という視点から、意外な候補を挙げている。

ホンダとの関係から角田裕毅の名前
ケリー氏は、チップ・ガナッシ・レーシングとホンダの強固な関係に触れたうえで、こう予想している。

「ホンダとチップ・ガナッシ・レーシングの深い関係を考えれば、そのドライバーは、すでにマイヤー・シャンク・レーシングでテスト経験のある太田格之進のような存在かもしれない。あるいは、現在レッドブル・レーシングのテスト兼リザーブドライバーを務める元F1ドライバーの角田裕毅という可能性もある」

角田裕毅を本命候補として報じたものではないが、「ホンダ系ドライバー」という文脈で太田格之進と並んで名前が挙げられた形だ。

ガナッシの大胆な起用実績も理由に
ケリー氏は、チップ・ガナッシ・レーシングがこれまでも大胆なドライバー起用で成功を収めてきた歴史にも言及している。

1996年にはインディカー未経験だったアレックス・ザナルディを起用して2年連続シリーズ王者に導き、スコット・ディクソンやアレックス・パロウも、それぞれシリーズでの経験が浅い段階でチーム入りし、その後タイトルを獲得した。

そうした実績を踏まえ、「次世代のエース候補を思い切って起用する可能性もある」との考えから、サプライズ候補として角田裕毅の名前を挙げたというわけだ。

今回の企画はあくまで編集部員による予想であり、角田裕毅のインディカー転向やチップ・ガナッシ・レーシング入りを示す具体的な情報があるわけではない。それでも、インディカー公式サイトでホンダとのつながりを背景に角田裕毅の名前が自然に候補として挙げられたことは、北米でもその存在が認識されていることを示す興味深い一幕と言えそうだ。

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / ホンダF1 / インディカー