角田裕毅のアルファタウリF1残留に厳しい意見「幸運が重なっただけ」
角田裕毅は、2023年にアルファタウリF1で3シーズン目を迎えることが発表されたが、racingnews365は、それはレッドブルの選択ではなく、そうせざるを得ない状況だったに過ぎないと厳しい意見を述べている。

一見すると、角田裕毅にとっては、少なくともあと1年F1キャリアを継続できることは朗報だ。ピエール・ガスリーがアルピーヌF1チームに移籍した場合、ジュニアチームから2人の新しいドライバーを起用する必要がないため、ドライバーを継続することはアルファタウリとレッドブルにとっても朗報だ。

だが、この動きは保留パターンに他ならず、角田裕毅は幸運な状況が重なり、猶予を与えられたにすぎないとし、実際、数年前のレッドブルであれば、角田裕毅はすでに見限られており、次の若いドライバーがシートに座っていただろうとracingnews365は説明する。

角田裕毅は、2020年のF2で2勝を挙げてランキング3位で終えたにも関わらず、レッドブルとホンダの関係が2021年のアルファタウリF1のシート獲得に役立ったとの見方をぬぐうことができていない。

2021年の序盤に角田裕毅は輝きを見せていた、プレシーズンのテストではDRSの策略があったものの、最速タイムの1つを設定し、バーレーンでのデビュー戦では9位入賞を果たした。

レッドブルは新しいスーパースターを見つけたと喜んだが、角田裕毅の星は急速に暗くなり、継続的なクラッシュが彼の進歩を覆い隠した。2歩前進し、1歩後退するという、ルーキーがF1マシンに適応する際の典型的なケースだった。

『 Drive to Survive』で描かれた角田裕毅はフィジカルトレーニングを嫌い、物事を真剣に受け止めていないように移された。特にヘルムート・マルコ博士に対して良いイメージを育むことはできなかった。

最低点はおそらくF1メキシコGPの予選で訪れ、セルジオ・ペレスとマックス・フェルスタッペンの両方を妨害することで不利な立場に置かれた。レッドブルF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは「Tsunodered(ツノダされた)」という造語を使って角田裕毅を批判した。

しかし、角田裕毅は最終戦アブダビGPで素晴らしい週末をまとめ、予選で8位に入り、最終ラップでバルテリ ボッタスを見事にオーバーテイクして4位を獲得した。58周目に彼の前で起こっていたすべてのアクションは残念ですが、『終わり良ければ総て良し』という古い格言もあるように、多くのポテンシャルを秘めていたがやや薄れていたルーキーシーズンの有望な締めくくりだった。

1年間の経験を積んだ角田裕毅は、2年目のシーズンをキックオフするのに適した場所にいた。だが、2022年のアルファタウリのマシンは前年ほど良いマシンではないのは確かだが、角田裕毅は今シーズン、プッシュしていない。

角田裕毅とピエール・ガスリーの2台が完走した9レースでは、7レースでガスリーがリードしている。これらのレースで、ガスリーは合計33ポジション (1レースあたり約 4.7 ポジション) 差をつけてフィニッシュしている。これはグリッドのほぼ4分の1だ。

16レースでピエール・ガスリーは角田裕毅の2倍となる22ポイントを獲得しており、アルガタウリはコンストラクターズランキングで8 位に沈んでいる。

レッドブルとヘルムート・マルコは、すべての欠点を含めてピエール・ガスリーの能力を正確に知っている。ガスリーは角田裕毅を測定するための便利な物差しだ。

トロ・ロッソ/アルファタウリの全体的なアイデアは、F1ドライバーをシニアチームに相応しいドライバーに仕上げることだが、角田裕毅のレッドブル・レーシングに昇進する可能性は非常に低い。

では、セバスチャン・ブエミやジャン・エリック・ベルニュなどの他のドライバーがより良い成績で捨てられているのに、なぜ角田裕毅を3 シーズン目も続けられるるのだろうか? それはそうする必要があったからだ。

もし、ジェルムート・マルコが角田裕毅をレッドブル・ファミリーで長期的な将来のあるドライバーだと思っているならば、コルトン・ハータやニック・デ・フリースを外部から獲得しようとはしないだろう。

角田裕毅は、ピエール・ガスリーやダニエル・リカルド、セバスチャン・ベッテル、マックス・フェルスタッペンのようなリードドライバーの気質があるとはみなされていない。彼は有能なナンバー2だ。

現時点でF1で進行中の椅子取りゲームのおかげで、アルファタウリにとっては、市場の後半にスクランブルをかけないように、早い段階でドライバーのラインナップにある程度の確実性を持たせる方が良かった。

ニック・デ・フリースはグランプリで1回しか出走していないが、F2とフォーミュラEのチャンピオンシップを経験し、メルセデスのリザーブとして豊富な経験を積んでいることから、ピエール・ガスリーのポジションにうまく割り込むことができるだろう。

コルトン・ハータに関しては、必要なあと8手のスーパーライセンスポイントを確保できれば、必要な手段が何であれ、2024年にアルファタウリにいる可能性がある。

もし、二人がF1マシンで少しでもペースを上げていれば、彼らがマックス・フェルスタッペンと並んでセルジオ・ペレスに取って代わる主要な候補になるだろう。

したがって、角田裕毅は2023年に向けてヘルムート・マルコから猶予を与えられたが、彼が最近のスライドを止めない限り、レッドブルのシニアチームの約束された土地につながるものではなく、一時的なものになる可能性が高い。

F1ファンは、少なくともあと1年は角田裕毅の無線でのユニークな暴言を楽しむことができるだろう。

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル / アルファタウリ