角田裕毅のリアウイングの“ガムテープ修理”に驚きと歓喜の声 / F1アゼルバイジャンGP 決勝
スクーデリア・アルファタウリが角田裕毅のF1マシンのリアウイングをガムテープ(正しくはより粘着性の高いダクトテープ)で修理したシーンがソーシャルメディアで話題となっている。

F1アゼルバイジャンGPの決勝で、角田裕毅は6番手を走行中にリアウイングのDRSのフラップが破損するというトラブルに見舞われた。

非常に危険な状況であるため、角田裕毅にはレースコントロールからオレンジサークルフラッグ(※)を出されてピットインした。
※黒地にオレンジの円が描かれたフラッグ。即時ピットインを意味する。車両に機械的問題が発生しており、ドライバーまたは他のドライバーに危険を及ぼしている際に掲示される。

角田裕毅は『なんでピットインさせられたの?』と無線で伝え、チームがDRSの破損を伝えていなかったことは驚きだったが、さらに注目を集めたのが、チームはリタイアではなく、破損したリアウイングをダクトテープで修理した再び送り出したことだった。

最先端技術が結集されて数億円もの開発費がかけられているF1マシンに、さらに時速300kmの風圧がかかるリアウイングに、DI&などで使用される1000円程度で購入できるダクトテープを巻いただけという状況にソーシャルメディアでは驚きの声が。

ただし、ダクトテープでの修理はモータースポーツでは昔からおなじみで、アマチュアレースやドリフト大会でも身近であるため、『伝統の奥の手』『伝家の宝刀』と歓喜する声も挙がった。

角田裕毅は「6番手走行中リアウィングの破損により修復のためピットに戻りました。今週はチームとしても沢山のポジティブな部分があったのでこの勢いで次戦に活かせればなと思います!」とソーシャルメディアに投稿した。





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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / F1アゼルバイジャンGP / スクーデリア・アルファタウリ