アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅 「無線でのコミュニケーションを高めていく必要がある」
アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅は、F1シュタイアーマルクGPでの無線コミニュケーションミスが、レースを妨げ、ポイントを失う可能性があったことを明らかにし、今週末のF1オーストリアGPで再発防止に取り組んでいると語った。

角田裕毅は、F1シュタイアーマルクGPの予選Q3でバルテリ・ボッタスの進路を妨害したとして3グリッド降格ペナルティを科され、最終的に10位でレースをフィニッシュして1ポイントを獲得したが、チームとの無線を介した誤解により、順位を上げることができなかったと説明する。

「先週(フランス)からの良い一歩でしたが、正直に言うと、違った形でレースを終えられていたかもしれません・・・正直に言うと、8位または9位の可能性がありましたが、チームとデータを分析する必要があります。また、僕たちは無線でいくつかのことを誤解してしまい、最終的にうまくいきませんでした」と角田裕毅はコメント。

「正直、プッシュしていたペースが適切ではなかったですし、無線で本当にコミュニケーションを高めていかなければならないと思っています。僕はタイヤをマネジメントしようかと思っていたのですが、エンジニア側からはプッシュしなければならないと言われました。50/50でしたし、僕たちはラジオで議論していました。データを分析し、そこに何があるかを確認する必要があります。来週にむけて準備が必要だと思います」

今週末は再びレッドブル・リンクのレースとなるが、角田裕毅は現時点で9ポイントの獲得でランキング14位に位置している。チームメイトのピエール・ガスリーは37ポイントで8位につけている。

F1アゼルバイジャンGPを除くすべてのラウンドでトップ10外でスタートしている角田裕毅は、次のレースで予選パフォーマンスの向上を目指している。

「来週に向けて改善する必要があります。クルマはすでにそのレベルにあり、ペースもあるので、とにかく予選ですべてをまとめる必要があります。ですが、今週は全体的に満足しています」と角田裕毅は語った。

アルファタウリ・ホンダとしては、コンストラクターズ選手権5位につけているが、アストンマーティン、アルピーヌとの差はそれほど大きくはない。

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