関口雄飛
第58回マカオグランプリに参戦する全日本F3王者の関口雄飛が、予選2回目が行われた土曜日のセッションを振り返った。

マカオグランプリ2日目の天気は曇り。ウェットだった初日とは異なり、路面はフリー走行2も予選2回目もともにドライコンディションとなり、スリックタイヤでの走行となった。

関口雄飛(23)は、フリー走行2ではドライセッティングの確認をしながら走行して11番手タイムを記録した。

「昨日のウェットタイヤでの走行でも感じたのですが、ミュッケ・モータースポーツが最初に提示してくれるセッティングは自分の走行フィーリングを大きく外すことはありませんでした。初めてスリック・タイヤでの走行となった今日の走行も最初にチェック走行を1周してこれなら行けると感じました」

続く予選2回目。昨日の雨の予選1では暫定6番グリッドを得ていた関口雄飛だが、ドライコンディションの予選2ではウェットタイヤのタイムより10秒以上も短縮されるのでほぼ全車が2回目の予選結果でのグリッドとなる。

「予選2回目がドライコンディションであるため、実質、この予選結果が土曜日の予選レースグリッドポジションと等しいことになりました。ドライバーに対してはやる気持ちがそうさせるのか、予選2でも何回か赤旗がでました」

「1回目のアタックのタイミングも赤旗に引っかかってしまいました。このとき一時的に3番手タイムを出せていたので、そのまま連続周回してもう一度狙っていたので残念でした」

「さらにピットで調整をして2回目のアタックをした際も、ベストタイムを更新してさらに連続周回とおもった矢先にまた赤旗が出てそのままタイムアップとなりました。このとき最後のアタックではセクター1の高速区間でうまくスリップ・ストリームを利用できて予選中の自己最高区間タイムを記録できていただけに残念な気持ちで一杯です」

「ただ、セカンドベストは30台中27台なので非常に厳しいですが明日も自分のベストを尽くします」

「明日の予選レース(10周)は現地時間14時からスタートします。今日までの2日間、ウォールにヒットしてダメージを負うことなく、走行距離を稼げました。決勝レースを見据えたグリッドポジションを確保できるように頑張ります」



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カテゴリー: F1 / マカオGP