F1がブラッド・ピット主演の映画『F1/エフワン』最終予告編を公開
F1は、ブラッド・ピット主演の映画『F1/エフワン』の最終予告編を発表した。本作は『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキーが監督を務め、6月に劇場公開される。

『F1/エフワン』では、ピット演じるベテランレーサーのソニー・ヘイズが主人公。彼は引退後、F1チーム「APX GP」の立て直しのために復帰するという設定だ。ヘイズのチームメイトには、ダムソン・イドリス演じる若き新星ジョシュア・ピアースが起用され、物語はこの2人の衝突と成長を軸に展開する。

月曜日に公開された2分24秒の予告編では、2人の間に最初から緊張感が走る様子が描かれ、チーム崩壊の危機を救うために招かれたヘイズと、それに反発するピアースの関係性が強調されている。

映像には、シルバーストンのスターティンググリッドでマックス・フェルスタッペンと肩を並べるピットとイドリスの姿も登場するなど、実際のF1の現場で撮影された臨場感あふれる映像がふんだんに盛り込まれている。

また、映画『イニシェリン島の精霊』での好演も記憶に新しいケリー・コンドンが、APX GPのレースディレクター、ケイト役として本作でも重要な役回りを演じている。

F1ファンにはおなじみのラスベガス、アブダビ、モンツァといったサーキットの映像に加え、マクラーレン・テクノロジー・センター(イギリス・ウォーキング)もAPX GPの本拠地として登場する。

F1が公開した予告編の概要
F1が発表したプレスリリースでは、次のように紹介されている。

「この予告編では、F1の興奮と、元F1ドライバーであるソニー・ヘイズ(ブラッド・ピット)の魅力的なフィクションストーリーが融合されています」

「“伝説になり損ねた男”と呼ばれるソニー・ヘイズは、1990年代に最も将来を嘱望されたF1ドライバーの一人でしたが、大きな事故によってキャリアを絶たれました。それから30年、彼は流浪のレーサーとして各地を転戦していたところ、かつてのチームメイト、ルーベン・セルバンテス(ハビエル・バルデム)から連絡を受けます。ルーベンは、自身が所有するF1チームが崩壊寸前にあることを打ち明け、最後の救済策としてヘイズにF1復帰を依頼します」

「ヘイズは、チームのルーキーでありながら速さを誇るジョシュア・ピアース(ダムソン・イドリス)とチームを組み、再び世界一を目指します」

「しかし、エンジンが唸る中で、ヘイズの過去が彼を追いかけ、F1において“最大のライバルはチームメイト”という現実が彼を待ち受けることになります。そして、贖罪の道は、ひとりでは決して乗り越えられないことに気づくのです」

新予告映像と併せて、新ビジュアルも解禁。写し出されているのは、レーシングスーツを着たソニーが、まるで夕日のように赤く点灯するリアウイングライトが灯るF1マシンと共にたたずむ姿。夕焼けに染まるサーキット上で、遠くを見つめるソニーの目線の先にはどんな景色が映っているのか。迫力のレースだけでなくドラマにも期待が高まる、印象的な一枚に仕上がってい.

F1/エフワン ブラッドピット

F1とハリウッドが手を組んだ本格プロジェクト
プロデューサーには、『トップガン』のジェリー・ブラッカイマーに加え、F1で7度のワールドチャンピオンに輝いたルイス・ハミルトンも名を連ねており、映画『F1/エフワン』のリアリティを担保するアドバイザーとして制作に深く関与している。

映画『F1/エフワン』は、国際的には6月25日、北米では6月27日に劇場公開される予定だ。さらに、2D上映に加えて、日本語吹替版、IMAX、4D、Dolby Cinema(ドルビーシネマ)、ScreenXのラージフォーマットで同時上映されることも決定。IMAX認証デジタルカメラで撮影された FILMED FOR IMAX 作品である本作は、リアルさを追求するため、実際に使われている全世界のサーキットで、キャスト自ら操縦するという前代未聞の撮影を行っている。まるで観客もレースを目の前で観戦しているかのような映画体験を可能にした『F1/エフワン』をぜひ様々なフォーマットで体験してほしい。



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カテゴリー: F1 / F1動画