ウィリアムズF1 カナダGPで再び入賞 サインツ9位もアルボンは不運のリタイア
ウィリアムズF1は2026年F1カナダGP決勝で、カルロス・サインツJr.が9位入賞を果たし、チームに貴重なポイントをもたらした。一方、アレクサンダー・アルボンは序盤の接触によるダメージでリタイアに終わった。

サインツは15番手からインターミディエイトタイヤでギャンブル戦略を選択。序盤は苦しい展開となったが、スリックタイヤ交換後に強力なペースを発揮し、ミッドフィールド争いを勝ち抜いてポイント圏内へ浮上した。

ジェームス・ボウルズ「着実に前進している」
チーム代表のジェームス・ボウルズは、2戦連続でマシン性能向上が見えていると語った。

「カルロスは本当によくやってくれた。また貴重なポイントを加えることができましたし、マイアミとモントリオールを通して、我々がクルマのパフォーマンスを向上させ、安定してポイント争いができる位置へ近づいていることを確認できたのは非常に喜ばしいことです」

「今日はすべてを完璧にできたわけではありませんし、アレックスについては気の毒に思っています。彼にも十分なペースがあり、あの位置からならポイント獲得の可能性がありました」

「いつも通り、何を違う形でできたかを振り返り、そこから学んでいきます。ただ、最優先なのはクルマのパフォーマンスをさらに向上させ、グリッド上位争いを続けることです」

サインツ「ミッドフィールド最速の場面もあった」
カルロス・サインツJr.は、戦略ギャンブルは外れたものの、レースペースには手応えを感じていた。

「今日は複雑な気持ちだ。こういうコンディションで走るのはいつも好きだし、自分はクルマからすべてを引き出せる感覚がある。15番手スタートだったので、インターミディエイトでギャンブルする価値はあると思っていたし、コンディションも少し不安定だった。追加のフォーメーションラップは助けにならなかったし、残念ながら今日はその判断が明確に裏目に出た」

「ただ、ミディアムに履き替えてからの第2スティントは本当に強力で、時にはミッドフィールド最速だった。良いリカバリーはできたが、前の3台と戦えたら面白かったと思う」

「とはいえ、チームにまたポイントを持ち帰れたので、その点はうれしい。最終的には、コンスタントにトップ8争いをするにはまだペースが必要だが、レースごとに良い流れを築けている」

アルボン「また不運だった」
アレクサンダー・アルボンは、オスカー・ピアストリとの接触によるリタイアを悔やんだ。

「今週末は全体的についていなかった。今日もまた不運だった。オスカーに悪感情はないし、彼がオーバーテイクを少し見誤っただけだと思う。こういうことは起きるし、それがレースだ」

「レース序盤のペースは良かったし、クルマにも良い感触があった。アルピーヌ勢と争い、十分ポイント圏内にいたと思う」

「結局のところ、今季は走行時間が不足しているし、自分としてもリズムに乗ってスムーズな週末を過ごす必要がある。それはいずれ来るはずだ。モナコは通常僕たちに合うコースだし、ドライバーとしての自分にも合っているので、リセットしてチームとしてさらに強く戻ってくるのを楽しみにしている」

ウィリアムズF1はアルボンのリタイアという痛手を負いながらも、サインツが再びポイントを持ち帰り、マシン性能向上の兆しを示した。チームはヨーロッパラウンド開幕戦となるモナコGPで、さらなる上位進出を目指す。

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / F1カナダGP