ウィリアムズF1代表 シート喪失のサージェントは「アカデミーの所属を継続」
ウィリアムズは、フェラーリを退団するカルロス・サインツJr.と契約したため、今シーズン終了をもってローガン・サージェントはシートを失うことになる。
F1シーズン最終戦までマシンに残ることができなければ、ローガン・サージェントの将来はさらに短くなる可能性がある。
「私は、彼がそうできるようなプラットフォームを与えるために、できることはすべてやってきたし、これからもそうするつもりだ」と、ウィリアムズチーム代表のジェームス・ボウルズはF1 Nationポッドキャストで語った。
「つまり、私は彼にシーズンを走りきってほしいと思っている」
「私は彼を必要としている。彼はウィリアムズ・アカデミーのドライバーであり、これからもウィリアムズ・アカデミーのドライバーであり続ける」
「我々は彼に投資してきた。それはF1での2年間だけを意味するものではない。F2でのキャリアやその他のことについてもだ」
「我々は彼に対して責任がある」
「彼はF1ドライバーになるにふさわしい。世界で20人のベストドライバーの1人だ」
「彼がそれを勝ち取る限り、シートはある。しかし、彼がそれを勝ち取らなければならない」
「率直な真実を言えば、シルバーストンとブダペストでは良い仕事ができた」
「彼は前進した。彼は、人々が考えるよりも速いアレックスにコンマ数秒差まで迫った」
「しかし、スパで？ 我々はそこにいなかった。なぜなのか理解しなければならない。何が違ったのか？ それは今後のレースにも当てはまるのか？」
「それが率直な真実だ。このレベルの辛辣な真実に対しては、多くの人が異論を唱えるだろう」
「しかし、私はむしろ、彼にあらゆる機会を与え、改善すべき点を把握させる方が、彼側の影響なしに翌日には決定が下されるよりも望ましい」
14戦を終えたF1の夏休み中、ローガン・サージェントはバルテリ・ボッタスと周冠宇ともに今シーズンポイントを1ポイントも獲得していない3人のドライバーの1人となっている。
23歳のローガン・サージェントは現在、F1で唯一のアメリカ人ドライバーだが、デビュー以来、常にプレッシャーにさらされてきた。
今季の最高成績はイギリスGPでの11位。しかし、それだけではシートを守るには十分ではなかった。ウィリアムズは、来季はグランプリウィナーのカルロス・サインツJr.がアレックス・アルボンとコンビを組むことを発表した。
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