ウィリアムズ
ウィリアムズのテクニカルディレクターを務めるサム・マイケルは、スペインGPでルーベンス・バリチェロが9位フィニッシュしたにもかかわらず、FW32のパフォーマンスが不十分であることを認めている。

大半のチームと同様にウィリアムズはバルセロナに大幅なアップデートパッケージを持ち込んだが、サム・マイケルは、マシンパフォーマンスの改善はなんとか勢力図を維持させただけだったと語る。

「ルーベンスの2ポイントは土曜日の場所を考えれば良い結果だが、スペインでの全体的なパフォーマンスは十分ではなかったし、より大きく前進するためにプッシュし続けなければならない」とサム・マイケルは語る。

「我々はバルセロナのために両方のクルマに一連のアップデートを持ち込んだ。まず最初に金曜日のプラクティスセッションでルーベンスのクルマでパーツをテストし、グローブのチームは土曜日の3回目の最終セッションにニコのクルマ用にパーツを間に合わせるために懸命に作業した」

「レースで使ったアップグレードには新しいディフューザーが含まれており、それによって新しいギアボックスが必要となった。またサイドポッドインテークと新しいアクティブフロントウイング起動装置も改良を行った。変更されたレギュレーションに従って、新しいサイドミラーも走らせた」

ルーベンス・バリチェロはアップグレードがうまく働らかなかったのでQ1で敗退したと考えているが、サム・マイケルはバリチャロのクルマがセッション中にダメージを負ったかもしれないと考えている。

「ルーベンスのクルマは予選の間に石によって大きなダメージを負った。彼がピットに戻ってきたとき、フロントウイング、リアウイング、ロールフープ、サスペンションフェアリング、ヘルメットなど全てがダメージを負っていた」

「ダウンフォースへの影響を測ることはできなかったが、どんなに小さなことでも影響を及ぼすことがある。ニコ・ヒュルケンベルグは、Q1の2回目のセッションで縁石に大きく乗り上げて、ビブ・スプリッターにダメージを負った」

「Q1とQ2の間に新しいものを装着したので、結果として彼のQ2パフォーマンスには影響しなかった」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング