ウィリアムズF1 「アルファタウリとハースと戦っている」とアルボン
ウィリアムズ・レーシングは、2023年F1バーレーンGP初日のフリー走行で、アレクサンダー・アルボンが17番手、ルーキーのローガン・サージェントが20番手という結果で終えた。

昨年はコンストラクターズ選手権で最下位だったウィリアムズ・レーシングだが、アレクサンダー・アルボンは、1日目のセッションを終えて、アルファタウリやハースと戦える位置にいると感じていると語る。

「FP2はFP1よりずっと良かった。まだ少し課題はあるけど、あと一歩のところまで来ている」とアレクサンダー・アルボンは語った。

「アルファタウリやハースのマシンを見てみると、レースペースでは彼らと近い位置にいると思うし、僕たちがが戦っているのは彼らだ。明日は、彼らを捕えられるような小さな積み重ねができるかどうか見てみよう」

「ここはデグが多いので、レースペースの方が予選ペースよりも少し重要だ。オーバーテイクのしやすさはかなり高いので、速いクルマならば抜ける傾向にある。予選のためにマシンをセットアップしているけど、レースに1.5倍の目が向いているんだ!」

「レース1には未知の世界がある。パドックでの信頼性は最終戦に比べれば低いし、パッケージの完成度が高いチームもいる」

「現実的には、グリッド上で最速のマシンを持っているわけではないけど、他のチームよりも良い仕事をして、順位を上げることができるかもしれない」

アレクサンダー・アルボンとローガン・サージェント(2023年F1バーレーンGP 1日目)

ローガン・サージェントは「丸1日を経験できてよかった。予想通り、気温が下がってくると、クルマは本当によく動くようになった」とコメント。

「夜のグリップの高さには驚いたけど、もう少しうまく活用する必要がある。明日のFP3は日中の気温が高い時間帯なので、明日の予選に向けて今日がベストな判断材料となった」

「今夜のうちに分析を深めて、予選で何を目指すかを考えておくつもりだ。総じて、オフィスでの最初の丸一日は良い日だった」

ウィリアムズ・レーシングの車両性能担当のデイブ・ロブソンは「バーレーンの金曜日は、いつものように2つのフリープラクティスセッションが行われた。ドライバーたちは、FP2の涼しいコンディションの方が、クルマに満足できたようだ」と説明する

「今晩はフルプログラムを走らせることができ、予選と決勝の両方のコンディションでクルマがどのように機能するか、良い感覚を得ることができた」

「まだいくつかの課題が残っているので、今晩は明日に向けてもう一段階マシンを良くしていくことができるだろう。しかし、FP3の高温のコンディションで混乱しないように注意する必要がある」

「今日は2人のドライバーが良い仕事をしてくれた。特にローガンは、夕方のセッションで初めてマシンのパフォーマンスが大きく変化することを体験した。これは貴重な学びであり、明日は強い態勢で臨むことができるだろう」

「開幕戦には必ずチャンスがあるので、日曜日にはできるだけ多くのマシンとレースができるよう、自分たちのポジションを確保したい」

ウィリアムズ・レーシング F1 バーレーングランプリ

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