中嶋一貴は最下位(画像)
ウィリアムズは、2008年F1第2戦 マレーシアGP決勝レースで、ニコ・ロズベルグは14位、中嶋一貴は17位という結果に終わった。

オーストラリアGPでは、ニコ・ロズベルグが3位表彰台、中嶋一貴も3ポイントを獲得したウィリアムズだったが、マレーシアではノーポイントに終わった。

ロズベルグは、1周目にティモ・グリックとの接触で緊急ピットインしなければならず、その後も燃料システムのトラブルにより戦略を変更せざるを得なかった。

ペナルティにより最後尾からのスタートとなった中嶋一貴は、スタートに成功し順位をあげたが、タイヤのパンクやコースオフなどでペースを作ることができず、結果的に最下位でレースを終えた。

ニコ・ロズベルグ (14位)
16番手からスタートは、レースのためにはいくつかのリスクを犯す必要があった。実際、多くの燃料を積んでいてことを考えるとうまくいった。しかし、そのあとティモ・グロックと一緒になった。彼が隙間をあけたので、僕はそこに入って、彼の隣に並んだ。たぶん彼はコーナーに入ったとき僕を見ていなかったと思し、僕も引くことができなかった。不運だった。マシンは今日レースで良かった。試せることすべてを試したけど、僕たちは週末をものにすることができなかった。今はただバーレンを楽しみにしている。そこでは良くならなければならない。

中嶋一貴 (17位)
「グリッドの最後尾からのスタートだったので、僕たちはとてもアグレッシブな戦略を決断し、スタートからかなりのポジションをあげた。しかし、十分にギャップを開くのは困難だった。第2スティントでパンクしてしまい、とても早くピットストップしなければならなかった。2つのショートスティントと最後の長いスティントで走らなければならず、理想的ではなかった。最後のスティントでは少し苦労していて、高速コーナーでスピンしてしまった。だから、その後はただ2戦目のエンジンで完走するとに集中した。」

サム・マイケル テクニカル・ディレクター
「今回は変更するためのレース週末だった。予選のあと、我々は、ニコに1ストップ、カズキに2ストップという2つの異なる戦略をマシンに試した。ニコは1周目でフロントウィングを失い、カズキはタンクしたことにより計画は実行されなかった。我々はその後ニコのマシンの燃料システムに問題が発生し、予定していたより早くピットインさせなければならず、多くの余分な燃料で走らなければならなかった。カズキは最初のスティントでよく前進したし、戦略が機能しているようにみえた。しかし、第2スティントで彼はパンクしてしまい、予定よりずっと早くピットインさせなけえばならなかった。カズキはそのあとコースオフし、タイヤにフラットスポットができてしまった。我々は今週起こしたすべてのミスから学ばなければならない。バーレーンを楽しみにしているし、うまく取り返すよ。」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / 中嶋一貴