F1 ウィリアムズF1 セルゲイ・シロトキン
ウィリアムズは、セルゲイ・シロトキンが2018年のF1ドライバーに起用することを発表。併せてランス・ストロールの続投も正式発表された。

昨年末でフェリペ・マッサがF1引退を発表。ウィリアムズの2018年のランス・ストロールのチームメイトの座は空席となった。それ以降、ウィリアムズは、2018年のドライバー候補として様々まドライバーを評価してきた。

特にロバート・クビサは早くから候補に挙げられ、最終戦アブダビGP後に行われたテストにセルゲイ・シロトキンとともにウィリアムズから参加するなど、怪我からのF1復帰というストーリーに期待がかかっていたが、最終的にそれが実現することはなかった。

ウィリアムズは16日(土)、ロシア出身のセルゲイ・シロトキンが2018年のF1ドライバーを務めることを発表。ランス・ストロールとチームを組む。

セルゲイ・シロトキンは、SMPレーシングのメンバーとして2015年にGP2に参戦し、ルーキーでは最高位となる3位でシーズンを終了。2016年にはルノー・スポーツF1のテストドライバーに選出され、2シーズン目となったGP2シリーズでは3位を獲得。F1参戦に必要となるスーパーライセンスポイントを満たした。2017年にもルノーF1での役割を継続し、バーレーンテストと4回のフリープラクティスに参加している。

セルゲイ・シロトキンは、2シーズン目となるランス・ストロールとともに2018年シーズンにむけてウィリアムズのファクトリーで準備を進めている。

セルゲイ・シロトキン
「ウィリアムズのような名門チームに加入できることを嬉しく思っているし、誇りに持っていると言っても過言ではない。この位置にたどり着くために膨大な仕事をしてきたし、本当に嬉しく思う。関与してきた全員に感謝したい。僕たちの努力の結果が夢を実現させてくれた。最高の結果を届けるためにチームは安心して僕を頼ってほしい」

クレア・ウィリアムズ (ウィリアムズ 副チーム代表)
「広範囲なドライバー評価プロセスを経て、2018年のラインナップを確定させらことを嬉しく思うとともに、来シーズンにもたらすものに興奮しています。我々は全てのオプションを評価することに時間をかけてきました。ランスとセルゲイはチームのために最高の結果を届けてくれると確信しています。ウィリアムズの哲学は常に若い才能を促進し、発展させることでしたし、セルゲイはその精神にまさしく適合しています。ランスは記録的なデビューシーズンを過ごし、今は1年の経験を積んだことで、2018年に最初から全力で整う準備が整っています。我々には2018年にむけて優秀なドライバーラインナップがいますし、チームのために素晴らしい結果を残せると確信しています」

パディ・ロウ (ウィリアムズ チーフ・テクニカル・オフィサー)
「我々は厳格で徹底したドライバー評価プロセスを実施してきた。最終的に、セルゲイは、ファクトリーとアブダビでのトラックサイドの両方で、彼のドライビングペース、才能、テクニカルフィードバック、仕事倫理においてチームに感銘を与えた。来シーズン、彼がランスとパートナーとしてチームに加わることを嬉しく思う。ランスはルーキーイヤーにおける目覚しい業績の後、我々との2シーズン目を迎える。我々には2018年にむけてエキサイティングなラインナップがおり、FW41のポテンシャルを最大限に引き出す助けになると思っている」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング / セルゲイ・シロトキン