ウィリアムズ
ウィリアムズは、長期的な経営状態を確保するために株式上場を検討していることを明らかにした。

昨年末に多くのスポンサーを失ったウィリアムズの経営状態は多くの憶測を呼んでいたが、チームは将来の財政を強めるために株式上場という計画によってそれに応えた。

チーム代表のフランク・ウィリアムズは、株式上場は後押しとなるだけでなく、チームの長期的な生存を確保するために役立つだろうと述べた。

「数年間、1997年にパトリックと設立したチームの目標に忠実なままでウィリアムズの長期的なオーナーシップを確保する方法を検討してきた」とフランク・ウィリアムズは述べた。

「私のゴールは、独立したコンストラクターとしてF1でレースをすることだった。それは今も私の情熱だ。良い健康に恵まれ続けている間はレースをしていく。私が去ったあともチームが良い状態でレースをし続けることも私の願望だ」

「そのためには、ウィリアムズがF1にコミットしてくれた人々、そして30年にわたって我々をサポートしてくれたビジネス慣行に所有され、職員が置かれた独立したコンストラクターでいられるように慎重にオーナーシップ構造を計画を立てることが必要だ」

「それを最も達成できるオプションは、チーム運営に密接に関与する長期的な安定した中核を持つ一方で、一般の株主に我々の株主ベースを広げることだという結論に達した。それは安定性、優れたガバナンス、意志を確保し、最高の人々とパートナーを惹きつけ、保持できると確信している」

「したがって、パトリック、トト、そして私は、このオプションを綿密に調べている。環境が整えば、近い将来、我々は実行する可能性はある」

フランク・ウィリアムズと共同オーナーのパトリック・ヘッドは、彼らが設立したチームの完全な支配権を維持するために手もとにとどめて置くいたが、2009年末にオーストリアのビジネスマンであるトト・ヴォルフに株式の10%を売却した。

株式市場にチームを売却する動きが進んでいるが、フランク・ウィリアムズは、主要株主とチーム代表のポジションを維持するつもりであることを明らかにした。

「どのような手段をとるかに関係なく、私は主要および支配株主、そしてAT&Tウィリアムズのチームプリンシパルのままでいる予定だ」

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング