マーク・ウェバーに“マクラーレン出禁”説 ピアストリ陣営とチームの亀裂が再燃か

発信元はオランダ人ジャーナリストのジャック・マルテンスで、レッドブル移籍説とも絡み、パドック内で新たな注目を集めている。
ピアストリ陣営の再編とウェバーの役割変化
2026年シーズン開幕前、ピアストリはマネジメント体制を見直し、ウェバーをビジネス面中心の役割へ移行させた。同時に元F2エンジニアのペドロ・マトスをレース週末のサポート担当として起用している。
ピアストリ自身は、F1での経験を重ねたことでウェバーへの依存度が以前より低下したと説明している。スペインGPでは自身75回目のF1スタートを迎えており、ドライバーとして着実に成熟している段階だ。
しかし、この体制変更の背景には単なる業務分担以上の事情が存在する可能性が指摘されている。
2025年のチームオーダー問題が火種か
マルテンスによれば、2025年シーズンを通じてマクラーレン内部ではピアストリ側とチーム首脳陣の間に緊張関係が生じていたという。
当時は複数の戦略判断やチームオーダーがランド・ノリス寄りだったとの見方があり、ピアストリ本人は公の場で「公平に扱われている」と主張していたものの、ウェバーは異なる認識を持っていたとされる。
その結果、舞台裏でウェバーとマクラーレン首脳陣の間に激しい対立が発生したとの証言が出ている。
マルテンスは『Paddock Access』ポッドキャストで次のように語った。
「レッドブルのリスト最上位にいるのはオスカー・ピアストリだ。すでに双方は話をしている」
「マーク・ウェバーは今でもピアストリのマネージャーだが、最近サーキットで見かけなくなった」
「私は彼がマクラーレンのホスピタリティに入れない状態だと思っている。マクラーレンはサーキットで彼をピアストリの近くに置きたくないのだろう」
レッドブル移籍説との関連
今回の話題が注目を集める最大の理由は、ピアストリのレッドブル移籍説と結び付いているためだ。
現在、マックス・フェルスタッペンには成績条項による契約解除オプションが存在すると報じられており、将来について様々な憶測が飛び交っている。
ウェバーはレッドブル・レーシングで長年活躍した経歴を持ち、現在もチームとの関係は深いとみられている。マルテンスは、レッドブルとウェバー陣営の接触が行われていること自体は自然な流れだと指摘した。
さらに彼は「話し合われているのはフェルスタッペンのチームメイトの座ではなく、フェルスタッペンの後任としての可能性だ」と主張している。
現時点では裏付けのない噂段階
ただし、この情報は現時点でマルテンス個人の証言に基づくものであり、客観的な裏付けは示されていない。
記事によれば、F1 Oversteerはマクラーレンにコメントを求めているが、記事公開時点で公式な回答は得られていない。
また、ピアストリ自身はこれまで一貫してマクラーレンとの関係に問題はないと説明しており、2026年もタイトル争いを展開している。したがって、「ウェバー出禁説」や「レッドブル移籍交渉」が事実であるかどうかは、今後さらなる証拠や関係者の発言を待つ必要がある。
現段階では、パドック内で広がる興味深い噂の一つとして受け止めるのが妥当だろう。
カテゴリー: F1 / マーク・ウェバー / マクラーレンF1チーム / オスカー・ピアストリ
