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元F1ワールドチャンピオンのジャック・ヴィルヌーヴは、ウィリアムズは“もはやレーシングチームではない”と語る。

1997年にかつての名門チームであるウィリアムズの最後のタイトルを獲得したジャック・ヴィルヌーヴは、ウィリアムズの問題は株式上場したことに由来すると考えている。

「ウィリアムズのリーダーだちは、近年なされた悪しき決定の代償を払っている」とジャック・ヴィルヌーブは Le Journal de Montreal にコメント。

ラリーで右腕に重傷を負って8年ぶりにウィリアムズでF1復帰を果たしたロバート・クビサの苦戦ぶりは痛いほど明白だ。

「ロングランでこんなに悪いフィーリングを抱いたことは一度もない」とロバート・クビサはF1中国GP後にコメント。

「レースでのスピードはずっと僕の強みのひとつだった。でも、とにかく僕にはそれがない。理由はわからないけどね」

「それがクルマのせいだと言っているわけではないけど、僕たちは何が起こっているのか理解する必要がある」

「本当に何もできないと感じている。他のドライバーと同じことがでない。ジョージ(ラッセル)とでさえね。とても奇妙だ」

ジャック・ヴィルヌーヴは、ウィリアムズは“もはやレーシングチームではない”と語る。

「年末に報告をしなければならないのは公的期間であり、彼らがやらなければならないのは利益を上げることだけだ。それができれば、彼らは問題ない」とジャック・ヴィルヌーヴは語る。

「だが、会社が2018年に1600万ドルを稼いだのは、レーシングチームに十分な資金を費やさなかったからだ。社長はF1で勝ちたくないんだろう。彼はただ株主のために最大限の利益を出したいだけだ」

「それが今問題になっているすべての根源だ」

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カテゴリー: F1 / ジャック・ヴィルヌーヴ / ウィリアムズ・レーシング