ジャック・ヴィルヌーヴ ウィリアムズF1のアンバサダーに就任
ウィリアムズ・レーシングは、1997年のF1ドライバーズチャンピオンであるジャック・ヴィルヌーヴが、ジェンソン・バトンとジェイミー・チャドウィックととに2025年のアンバサダーチームに加わると発表した。

ウィリアムズ・レーシングは、ジャック・ヴィルヌーヴがチームの輝かしい過去と「野心的な未来」のつながりをさらに強固なものにしてくれると期待している。

28年前にウィリアムズでドライバーズタイトルを獲得したジャック・ヴィルヌーヴは、長年にわたりチームが自分にとってどれほど重要であったかを強調した。

「ウィリアムズは、私の人生において重要な存在であり、たくさんの楽しい思い出で満たされている」とヴィルヌーヴは語った。

「再びこのファミリーの一員となり、チームの伝統を祝うとともに、その未来を支えることができることをとても嬉しく思う」

チームの代表者であるジェームス・ボウルズは、この3人組を大いに称賛し、次のように付け加えた。

「2025年にジェンソン、ジャック、ジェイミーがチームの一員として戻ってくることは、非常に光栄なことだ」

「彼らは、この象徴的なチームを完璧に体現している。我々が築いてきた歴史、未来のチャンピオンに投資し、モータースポーツへの道を開拓してきた誇り高い伝統、そして再び歴史を築くという私たちの野心と決意」

「ジェンソンとジャックはウィリアムズでF1デビューを果たし、世界チャンピオンにまで上り詰めた。一方、ジェイミーはウィリアムズ・レーシングのドライバーとして、またリア(・ブロック)のメンターとして、モータースポーツ界における女性の壁を打ち破ってきた。彼らをウィリアムズの新たな物語の一員として迎えることができ、非常に嬉しく思っている」

ウィリアムズ・レーシング ジャック・ヴィルヌーヴ

ジェンソン・バトンとジェイミー・チャドウィック
ジェンソン・バトンは、ジャック・ヴィルヌーヴから4年後の2000年にウィリアムズでF1デビューを果たし、ブラウンGPでレースをしていた2009年にはドライバーズタイトルを獲得した。

同チームで1シーズンだけレースに出場したが、2019年にウィリアムズファミリーに復帰した。

「ウィリアムズが僕にF1での最初のチャンスを与えてくれた。そして、今年、そのデビューから25周年を迎えるなんて信じられない」とバトンは語った。

「このチームのアンバサダーを務めることは特権であり、その伝統と未来に貢献し続けることに興奮している」

Wシリーズで3度の優勝を果たし、インディNXTレースでも優勝したチャドウィックは、モータースポーツ界における女性の壁を打ち破り、チームのドライバーアカデミーのメンバーであるリア・ブロックのアドバイザーを務めている。

「ウィリアムズは、この4年間、私のキャリアとモータースポーツでの道のりの大きな一部でした」とチャドウィックは付け加えた。

「2025年もチームを代表し、ドライバーとして成長し続け、F1アカデミーから出てくる次世代のレーサーの指導を手助けしていくことに挑戦していくことを誇りに思います」

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カテゴリー: F1 / ジャック・ヴィルヌーヴ / ウィリアムズ・レーシング / ジェンソン・バトン